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ドイツのタバコの本数が減ったり増えたりするワケ

先日、友人とタバコの話で盛り上がった。
ドイツに留学していた経験のある友人によると、タバコは普通1箱20本だが、ドイツには19本や21本など中途半端な本数のタバコがあるというのだ。彼女がいうには、ある時タバコを買ったら、いつもと違っていてスカスカしていて、不良品かハタマタいたずらされたタバコなのか? と思っていたら、実は値段据え置きで本数が減っていたというのである。

えっー。すごい! さすが合理主義の国、ドイツ。
「ドイツって結構セコイことするんだよね」
と彼女。でも、値段を上げずに本数を減らすって、工業製品として逆に難しいのではないか、と思うのだが、スカスカしていたということは、従来の詰め方から1本抜いただけなんだろうな。

「それと、ドイツの自動販売機っておつり出ないんだよね」
えっー、そ、そうなの〜!? 工業先進国なのに、おつりが出ない自動販売機とはこれまたびっくりである。
彼女のエピソードもなんともおかしい。ある時、彼女は手元にある唯一の現金をうっかりタバコの自動販売機に使用してしまい、入れてしまったお金は全てタバコを購入する以外の手がない。しかし現金が必要だったので、苦肉の策として購入した多数のタバコを自動販売機前でタバコを買いそうな人に「タバコ買いませんかぁ」と声をかけつつ、現金と交換してもらい、なんとか現金を手に入れたのだそうだ。

そう、実はドイツの中途半端なタバコの本数は、自動販売機のおつりが出ないことの対応策として、考え出されたものでもあるのだ。種類によってはタバコにおつりになるコインをくっ付けて売られている物もあったとか。ところかわれば品かわる……、日本の自動販売機のなんと繊細なことよ。

ところで、日本でも20本が19本になってしまったりする可能性はあるのだろうか。ここのところタバコ増税がらみの値上げの話もあるので日本タバコ産業に問合せてみた。広報担当の加藤さんによると、
「今後のタバコ増税に関することについてはお答えできかねます」
とのこと。でも、ドイツの話を例にだすと一般論としてお話をしてくださった。
「一箱のタバコの本数を減らすというのは、技術的に大変なことだと思いますよ。タバコの風味を保つためには銀紙、セロファンできっちり保護しなければなりません。一箱20本のものを19本にすると、現行の詰め方7本・6本・7本を6本・7本・6本にするわけで、パッケージも変えなければなりません。パッケージの中がスカスカだと葉がこぼれたりしますしね。日本ではあまり現実的ではありませんね」

加藤さんは、はっきりとは否定はしなかったけれど、日本では19本入りタバコの登場はなさそうである。
(こや)

2006年1月26日 00時00分

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