花粉症に効く! 幻の緑茶「べにふうき」
(上)アサヒ飲料「べにふうき緑茶」ネット販売は24本セットから (下)森永製菓「べにふうき緑茶キャンディ」は来年も出会いたい味
「花粉症に効くお茶があるらしいよ」と聞いて、「それって凍頂烏龍茶? それとも甜茶?」なんて思わず反応してしまったアナタはおそらく花粉症なのでは?

今年の花粉は去年の10分の1らしい。とはいえ、花粉症の人にはやっぱり辛いこの季節。
街にもマスク姿の人が増えてきた。そんな花粉症に効くアイテムとして、いま「べにふうき」という緑茶が注目されている。

数ある緑茶のなかでも、なぜべにふうきが花粉症に効くのか? その理由は抗アレルギー効果があるとされるメチル化カテキンを豊富に含んでいるため。実はべにふうきについては、以前からメディアで取り上げられているが、生産量が少ないので入手しにくく、大ブームまでには至っていないのだ。一部のファンからは「幻のお茶」などとも呼ばれ、注目度は年々高まる一方。

そんなべにふうきを飲んでみた。
今回飲んでみたのは、アサヒ飲料がネット限定で販売している『べにふうき緑茶』。渋みが強めだがスッキリしていて飲みやすい。さすがにまだ1本飲んだだけなので花粉症に効くかはわからないが飲み続けても飽きないおいしさだ。1本あたりメチル化カテキンを17ミリグラムも含んでいるのも嬉しい。

それにしても数量限定、そのうえネット販売のみとはさすが幻のお茶。アサヒ飲料の広報担当者に訊いてみると、
「まだ安定的な供給をできる茶葉の収穫量を確保するまでに至っていないのが現状です。
今後、収穫量の状況をみながら販売数量や店舗販売については検討していく予定」
とその幻っぷりがうかがえる。

アサヒ飲料では『べにふうき緑茶』の販売を昨年から開始している。
「昨年は約4000箱を準備いたしましたが予想を上回る売れ行きで、発売から約1ヶ月で完売しました。今年は40,000箱を準備して1月18日から販売しています」
と想像以上の人気商品。今年分はまだ販売中だが、数に限りがあるので狙っている人はお早めにどうぞ。

ちなみに今年は森永製菓が『べにふうき緑茶キャンディ』も販売。
アサヒ飲料とのコラボレーションでパッケージのデザインは同じ。こちらは東京・埼玉地区一部コンビニでの限定販売だったが、残念ながらすでにほぼ完売だそう。

毎年、「花粉症に効く」といわれるものはとりあえず試したくなる。本当はどれも続けることが大切なんだろうけど……。でもやっぱり幻のお茶は一度飲んでおきたい!そんな花粉症の方、一杯いかがですか?(古屋江美子)