サントリーDAKARAの「ジョジョビジョバ〜」って結局ナニ?
「飲む。出す。ダカラ」
この頃、頭に取り付いている言葉がある。サントリー「DAKARA」のCMの「ジョジョビジョバ〜」という言葉だ。
電車でDAKARAの広告を見かけたときも、心の中で「ジョジョビジョバァ〜〜」と歌ってしまう。
DAKARAといえば「小便小僧」だったが、インパクトが結構強烈なこともあってか、いまやDAKARAといえば「ジョジョビジョバ〜」と定着してしまいそうな感じだ。

テレビCMは、今年4月から、小泉今日子篇山崎努篇、銀河鉄道999のメーテル篇と放送されてきて、そして現在は南海キャンディーズ篇がオンエアされている。
CMのタイトルは「よからぬブルース」で、曲名は「体内ブルース」だ。これら4つのCMは異なる場面にもかかわらず、「私の中のよからぬモノが ♪ ジョジョビジョバ〜 ジョビジョバ〜 ジョジョビジョバ〜♪ 」というブルースで、共通の独特の雰囲気が醸し出されている。

それにしても、「ジョジョビジョバ〜」とはいったい何を表しているのだろうか? サントリーに聞いてみた。


「DAKARAを飲むことによって自分の中にあるモヤモヤした何か、“よからぬモノ”が、どんどん自分の外に出ていくイメージを表現し、伝えようとしております」

なるほど。たしかに「ジョジョビジョバ〜」は「外に出していくイメージ」をよく表しているし、しかもリズムが良く印象に残る。素晴らしい。

さらに、「よからぬモノ」については、「自分の中にあるモヤモヤした何かで、人によって受け取り方は様々です。それは日常の嫌な気分だったり……どのように解釈していただいても構いません」ということで、はっきりと決まっているようなものではないそうだ。ということは、小泉今日子と山崎努とメーテルとしずちゃんとでは「私の中のよからぬモノ」が違っていたわけだ。
4人に実際に聞くことができないのが残念。

CMに使われている曲「体内ブルース」について聞いてみると、「お問い合わせを多く頂戴しておりますが、オリジナル楽曲のため詳細情報は公開しておりません」とのこと。ホームページによると、作詞作曲は「中治信博/池田定博/赤松隆一郎」となっているが、我々が得られる情報はそれがすべてだ。
またこの曲は、今回のDAKARAのCM用に制作したもので、非売品のため購入することもできないし、現在のところ発売予定もないそうだ。評判や反響について聞いてみたところ「お客様から大変好評を頂いております」とのことだし、ぜひ、なんらかの形で「体内ブルース」をゲットできる機会をもうけて欲しいものだが……。

さて、新しくなったCMに注目していたが、そういえば、DAKARAそのものも今年からリニューアルされている。
パッケージとボトルは新しくなり、中味は「食物繊維の質を高め、雑味のないクリアな味わいを実現、よりすっきりと飲みやすい後味」となっているらしい。より「ジョジョビジョバ〜」なライフパートナー飲料になったわけですな。
(もがみ)

サントリーDAKARA(「CMギャラリー」で4篇とも公開中)