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ちくわと豆腐のコラボレーション、豆腐ちくわって何者?

最近流行のゆるキャラ風とうふちくわ君。性格は「やさしいけど芯がない」だそうで。スタンダードな豆腐ちくわだけじゃなく、焼き・蒸しといった様々な味も人気なのだとか。

特別大好きというわけでもないが、嫌いという人を聞いたことがないのが「ちくわ」。
そのちくわの年間支出金額(1世帯あたり)で長年全国1位に輝いているのが鳥取市だ。
そんなちくわ大好きな鳥取市に、少し変わったちくわがあると聞いた。それが「豆腐ちくわ」である。

豆腐ちくわとは豆腐7割魚のすり身3割程度を練り、蒸し上げて作るちくわのこと。
その生まれは江戸末期。時の藩主が質素倹約のため「魚を食べずに豆腐を食べろ」と命じたことより生まれたという。つまり庶民の知恵の一品なのだ。

今回購入してみたのは創業慶応元年、元祖と言われている株式会社ちむらさんの豆腐ちくわ。
届いた豆腐ちくわは竹ぐるりと巻き付いた、昔懐かしのちくわスタイル。普通のちくわに比べると、ずいぶん艶のある色白美人である。
味は非常に繊細で、噛みしめるとふんわり豆腐の香り。質素倹約を目指した結果、グルメにまで到達してしまった感がある。
豆腐はもちろん、魚もヘルシーフード。最近流行のメタボリックシンドロームに悩む人にもピッタリな一品といえそうだ。

食べ方といえば、手でちぎってわさび醤油などにつけて食べる。という、意外にワイルドなやり方が地元風。
もちろんその風貌をいかして、そのまま丸かじりするのも美味しそう。
珍しいところでは麻婆豆腐の具など、本来なら豆腐が使われる場面でも活躍が期待できる。

そんな名物豆腐ちくわだが、かつては県内でしか消費されなかったと聞く。が、別に門外不出の味だったわけでは無く、ネックは「賞味期限」の壁。
なにぶん豆腐部分が多いため賞味期限は製造後、常温1日程度。普通のちくわに比べると極端に短いのだ。

最近は真空パックの技術が進み、お土産用なら2週間程度まで賞味期限を延ばすことに成功。
さらに「とー総研」が立ち上がり、県外アピールの方向に邁進中だ。
活動としては「世界とうふちくわ会議」を開催するなどなかなか本格的。ずいぶんお堅いのかと思いきや、豆腐ちくわのキャラクター「とうふちくわ君」まで存在する、ゆるさ。
キャラクターソングも計画中と言うことで、今後も豆腐ちくわの動向に目が離せない。
(のなかなおみ)

2006年12月22日 00時00分

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