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君は、タイのウルトラ戦士を覚えているか

タイのウルトラ戦士「ハヌマーン」が大活躍するこの作品、見どころを落書きしてみた。ハヌマーンの飛行シーンは、かなりなごみます。

20数年ぶりの“M78星雲・光の国の戦士”として描かれた『ウルトラマンメビウス』も、いよいよ最終回をむかえる。

そんなウルトラファミリーに、かつて、タイ出身の戦士がいたこと、ご存知であろうか。
邦題・『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』。1974年、タイのチャイヨー・プロダクションと円谷プロの共同制作として制作された作品で、後年日本でも公開され、ビデオなども販売されていたので、ご存知の方も多いと思う。
この作品にだけ登場する「タイのウルトラ戦士」、それが、ハヌマーン。
メビウス終了記念、というわけでもないが、ちょっと見る機会があったので、その“幻の”ウルトラ戦士をご紹介。

断崖のようなところに立っているエキゾチックな女性。いきなり、「カーッ」と大口をあけたかと思うと、口からオーラのような光が吸い込まれていく。そして、あの拳をかかげたウルトラマン登場シーン。が、ズビューンと出てくるのは、口を大きく広げ、装飾も多い、エキゾチック戦士。そう、彼こそが、タイのウルトラ戦士、ハヌマーンなのである。

ハヌマーンとは、猿の神のこと。そう、彼は神の化身でもあるのだ。
このハヌマーン、ひとり明らかに系統が違うのだが、これは、ハヌマーンに変身するのが、コチャンというタイの少年だからなのか。
あれ、でもウルトラマンたちは、地球に来る前からあの顔だから、逆か。あっちにこの顔のウルトラ族がいるということなのか。

なんでコチャンはハヌマーンになったのか。
太陽の異常接近による、異常気象の混乱期に出現した仏像泥棒を追いかけたコチャン、その泥棒に頭を銃で打ち抜かれ、死亡(血まみれ)。それを見ていたウルトラの母、正義のために命を落としたコチャンに、命を与えようとした。
このとき、いきなり天からヌーッと突き出す、巨大な母の手(これ、なんかこわい)。この手につかまれて、コチャンの身体はウルトラの国へ。そして、新たな生命をさずかった。
ナレーションで、「ブッダをうやまい」とか言っているのが、タイ風だ。ちなみにウルトラの国のシーンは、『タロウ』のときの流用だ。BGMは『セブン』流用が多い。

こうしてハヌマーンとしてよみがえったコチャン、まず何をしたかといえば、自分を撃った窃盗団の前に立ちはだかり、変身。今度は銃なんか、効かないぞ。巨大化したあとは、逃げる泥棒をおいかけ、成敗。

そんなこんなでレオよりも一足先にウルトラ戦士入りしたハヌマーン。
活躍は続いて、クライマックスは、ゴモラ、アストロモンス、タイラント、ドロボン、なぜか『ミラーマン』のダストパンという、不思議な顔ぶれの怪獣軍団と、6兄弟と力を合わせて戦う。
この怪獣軍団の、勝手に転んだり、右往左往するばかりのていたらくぶりも、またある意味見どころ。特に、ツノからビーム出すな、ゴモラ。地底怪獣のくせに。

契約の関係などで、現在は見ることがなかなか出来ない作品。フィギュアとかもないし、歴代ウルトラ戦士総出演となったお祭り作品『メビウス』にも、当然出てこない。「幻の作品」にしておくのは惜しいので、復活を熱望したい。

タイタイ書いてたら、トムヤムクンとか、ヤムウンセンとか、タイ料理食べたくなってきたな。ちょっと蛇足。
(太田サトル)
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2007年3月24日 00時00分

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