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水虫はナゼなかなか治らない?

先生からも勧められた水虫の友!? 5本指ソックス。指の間に水虫はありませんが、はいてみました

春先から夏にかけての今の時期、かかりやすく症状が悪化する病気があるのをご存じだろうか。
それは白癬菌(はくせんきん)による感染症、いわゆる「水虫」といわれるもの。

菌による感染症なのになぜ水虫と呼ばれるのか、については正確にはわかっていない。通説としては、田んぼで農作業をしている時に、水に浸かっている足先がムズムズかゆくなるので「水の中に何か虫がいる」と考えられたといわれている。

水虫はそれにかかったことで即、生命に危険が及ぶわけではない。なので、症状がよほどひどくない限り病院に行かなかったり、市販薬を使って自分で対処する人も多いと聞く。そのため水虫 ― 正しくは足白癬(あしはくせん)、汗疱状白癬(かんぽうじょうはくせん)― 等の患者数は正確にはわかっていない。が、製薬会社の薬の売上数量を元にした推計や専門医の推計によると、潜在患者数は1500万人とも2000万人ともいわれ、国民の5人に1人は水虫の可能性があるという数字まで出ている。
5人に1人とはかなりの数である。

……実はかくゆう私も水虫持ち。数年前に別件で皮膚科にお世話になった折に、ちょっと足のかかとの部分の皮が一カ所いつもむけるので、念のために顕微鏡で調べてもらったところ白癬菌が発見され、「水虫ですね」と診断が下ったのだ。
「しっかり3カ月くらい薬を塗れば治りますよ」という先生の言葉を信じて薬を塗り続けたがこれが一向に治らない。

一時期、足が遠のいたり、別の病院に浮気してしまったことはあるものの、基本的に同じ病院で2年は治療しているが全くダメだ。

人の皮膚は「表皮」、「真皮」、「皮下組織」の三層構造。最も深部にある基底層では、絶えず細胞分裂が繰り返され、古くなった細胞は上へ押し上げられ、アカとなってはがれ落ちる。これが皮膚のターンオーバー、新陳代謝だ。水虫治療は皮膚の奥にまで入り込んだ白癬菌がすべて消滅して初めて完治する。
一般的に、一つの細胞がアカとなってはがれ落ちるのには約1カ月かかるといわれるが、足の裏など皮膚が硬くなっているところでは、その3倍もの時間がかかることがあるという。
薬を塗っても水虫がなかなか治らないのは、白癬菌がその皮膚のターンオーバーと同じ、もしくは、それよりも速い速度で増殖する力があるというのが理由のようだ。

それにしてもこんなに完治しないのは他にも理由があるのだろうか? 主治医の先生に聞いてみた。
「水虫は人によって薬との“相性”があるのでなかなか治療が難しいんですよ。それに最初は効果が出ても、長く同じ薬を使い続けていると菌が薬に慣れてしまう“耐性”ができてしまうこともあります。もしかしたら耐性ができているのかもしれませんね。今日から薬を変えてみましょう。それでちょっと様子をみてみましょう」と先生。

はぁ……2年も通って薬の耐性と言われても、という気がしなくもないけれど……。まっ、私も強く先生に「どうして、なんで」と聞かなかったのもいけなかったのかも。
また早々に病院に行かなければならないというのは気が重いが致し方ない。

「足は清潔にして薬は一日1回必ずつけて下さい。薬は毎日つけることが大切ですよ。それと、足はムラさないように」と先生。

白癬菌は、たとえ手足に付着してもすぐに感染するわけではなく、24時間以上の時間を要するという。そのため毎日きれいに足を洗えば付着した菌は落ちる。我が家では私は水虫もちだが、母は一度も水虫になったことはない。私も水虫なのは左足だけで、右足はきれいなものだ。薬局で話を聞くと意外と片足だけという患者さんは多いのだとか。どこでどうして感染してしまったのかわからないしぶとい水虫。
今回の薬が合うことを祈りつつ、まだしばらくは薬を塗り続けるしかなさそうだ。

ちなみに、水虫の場合、軽石などでかかとこすりをするのは皮膚に傷をつけ症状を悪化させるだけなので厳禁とのこと。
毎日水で清潔に洗い流してしっかり乾燥というのが鉄則。水虫もちのみなさん、がんばりましょう。
(こや)
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2007年5月18日 00時00分

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