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上野のツキノワグマ、冬眠へカウントダウン!

まもなく冬眠をむかえる、ニホンツキノワグマ。

近年、動物園の「行動展示」が注目を集めているが、そんななか、昨年から上野動物園で取り入れられているのが、ニホンツキノワグマの「冬眠」である。
って、動物園にいるのに、冬眠しちゃうの?

「ニホンツキノワグマは日本の動物で、本来は冬眠する習性があるもの。そこで、自然のままの生活をさせようと、昨年、日本で初めて冬眠をさせたんですよ」
と、上野動物園の担当者は言う。
今期の冬眠はもう間もなくだそうで(07年12月26日現在)、具体的には、12月中〜下旬を冬眠開始時期として、3〜4週間前からエサをたくさんあげて十分に脂肪をたくわえさせるのだとか。また、部屋を徐々に冷やしていき、最終的にはマイナス5度まで下げるなどの準備をするのだという。

ところで、動物園のなかで、あんな大きな動物が冬眠するのって、ちょっと想像がつかないが、どんな状態なんでしょう?
「冬眠中は冬眠ブースで見られますが、エサも食べなければうんちもしない。ただし、実は冬眠してても、ときどき動いたり、立ち上がるくらいはあることが、実際にやってみてわかりました(笑)」
冬眠中にのそのそ起きるなんて、まったく知らなかった……。

ちなみに、眠りから覚めるのは、3月頃。部屋を徐々にあたためたりするうちに、ちょっとずつ動き出し、「エサを食べ、排せつをする」で、冬眠明けとなるらしい。冬眠明けの体重は、かなり落ちるというから、当たり前だが、ただ寝てるのも楽じゃないものだ。

ところで、上野動物園の行動展示として、他にも有名なのは、「ヤマアラシ」。
いそっぷ橋の途中の木の上で、手が届きそうなほど近くに寝ている姿をよく見るが、ここには一切柵がない。いなくなってしまわないのか不思議だが……。
「ヤマアラシはとんだりはねたりしないから、3〜4年前から、木に上らせてみようということになりまして。やってみたら、動物舎と木の往復だけで、本当にどこにも行きません。ナマケモノも同様で、隣の木に行ったりしないんですよ。いちばんの見頃は13時頃。穴から出てきて、活発に動き回る姿が見られます」

また、ペンギン池に、よく見ると、ペンギンではない、ちょっと違った顔の「鳥」がまぎれていることがあるが、これは看板に名前がない。何の鳥かと思って調べてみると、実は野生のサギが、エサの魚目当てにやってくるのだそうだ。

昔から通い慣れているはずの動物園でも、行くたびにいろんな発見があるもの。真冬の動物園、いいですよ。
(田幸和歌子)

*その後、上野動物園公式サイト「東京ズーネット」において、「今年もツキノワグマが冬眠状態に!」のニュースが配信されました(12月28日付)

2007年12月29日 00時00分

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