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今の時期、台所に発生する厄介者コバエって!?

習性を徹底的に研究して生まれた「コバエがホイホイ」
右下はホイホイされちゃった我が家のコバエ

気温が高くなってくるこの時期、どこからともなくやってきた小さなハエたちが台所に発生! なんてことはないだろうか。この小さなハエたちはいわゆるコバエと呼ばれるもの。かつては今ほど意識しなかったような気がするけれど、気がつけばここ数年、コバエ駆除製品を見かけるようになった。「ごきぶりホイホイ」を生み出したアース製薬株式会社からも昨年「コバエがホイホイ」が発売され、ヒット商品になっているという話も聞いた。

そもそもコバエとは何者なのか、コバエについてアース製薬(株)に話を聞いてみた。

「コバエとは、小さなハエの総称です。ショウジョウバエ、ノミバエ、ハヤトビバエなど様々な種類があります。当社の『コバエがホイホイ』は、家庭で発生するショウジョウバエを主に対象としています」

ショウジョウバエは現在3000種以上が確認され、日本には250種ほどがいるとのことだが、そのほとんどは野生性の種で人間の生活圏、人家近くに生活しているのは5〜10種類ほどなのだとか。

最近のコバエ駆除製品の登場には何か特別な理由があるのだろうか。

「都市環境の整備や住環境の向上によって、家の中にハエが多数入ってくることが少なくなってきたため、台所などに頻繁に発生するコバエに対する駆除意識が高まってきたものと考えられます」

なるほど。私が子供の頃は我が家にも友人の家にも、あちこちにハエはいたけれど、今ではハエがぶんぶん飛んでいる家というのはあまりお見かけしない。大きなハエが少なくなった分、小さなコバエ類が気になり始めたということだろうか。

ところで、ハエもコバエも台所など食品のあるところに出没するが、ハエはスプレー式の殺虫剤で駆除することが多いのに、どうしてコバエは誘引して捕獲という方法をとるのだろう?

「スプレー式の殺虫剤は害虫を見つけたとき、その場で簡単に駆除できる利点があります。しかしコバエは、腐敗した植物や食品、堆肥、土壌などから発生し、いつのまにか家の中に多数発生しているため、見つけた時にその都度スプレーして駆除するよりは、誘引して捕獲する方法が適していると考えられるためです。また、コバエが特に発生する台所では『殺虫スプレーをできるだけ使用したくない』という消費者ニーズも高まっているということも理由のひとつです」

そして、もうひとつ。コバエ捕獲の容器はどのメーカーもビビットな色とかわいらしい形をしたものが多い気がするのだけれど。

「コバエの習性を徹底的に研究した結果、コバエは赤い色を好むことが分かったんです。そこで当社では容器に赤色を採用しました。それと、コバエは尖ったもの(先端)が好きということや、止まった場所から餌まで歩いて行くこと、産卵や餌を食べるときは、狭い隙間の中に潜り込む習性があることなどが分かりました。この結果、強力誘引角切りゼリーと止まり木効果のある形状容器により、コバエを“誘引”、“止まらせ”、“誘導路で容器内に誘導”、“ゼリーにもぐらせ”、“殺虫する”という新しいシステムを開発することができたんです」

ほぉ。やはりあのかわいらしいりんごのような形はダテではなく、ちゃんとした理由があった。さすが「ごきぶりホイホイ」のアース製薬(株)。殺虫成分(ジノテフラン)を配合した誘引剤のゼリーはコバエ類が好むメロンや黒酢、紹興酒などの香りが使われていて、実際に匂いをかいでみると、「メロンゼリーの黒酢がけ」といったそのまんまの香りが。これなら台所に置いていても気にならない。

実は数日前から我が家にもコバエが出没。「コバエがホイホイ」を置いたところ、一晩で5匹ほど捕獲。しっかりといい仕事をしていただきました。

ちなみに、コバエが大量に発生する年があるかというと、それはないそう。コバエは気温が低すぎても高すぎても発生せず、20〜25℃の条件下で発生しやすいといわれている。
(こや)

アース製薬(株)HP
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2008年6月5日 00時00分

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