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何用だ、アワビの穴

なんとも不思議な光沢をもつ、アワビの貝殻。ふさがっている穴の痕跡がわかります。

なんなんだ、あの穴は。

アワビやトコブシの殻に、5個ぐらい開いている穴、あれって何のために開いているのか。

普通に考えればまあそれは、呼吸用だ。でも、たとえばアサリなら、殻の脇からニョキッと飛び出た2本の管、これが入水管/出水管という呼吸用のものだというのを理科で習った。アワビの穴もそれ系だと思うが、だったら2個でいいんじゃないかという気がするが。どうなんだろうか。

魚介類のことに詳しい、おさかな普及センター資料館にたずねてみたとこころ、やはりその主な役割は、いわゆる呼吸用、そして排泄用ということらしい。穴の下に、えらや生殖器、肛門などが配置されているわけだ。
ミミガイ科のアワビやトコブシは、サザエやタニシと同じ、「巻き貝」の仲間で、その形状から「平形」という殻の分類がされている。
外敵に襲われそうになったときなど、岩などにピッタリすき間なくはり付いて、身を守る。そんなときに、その穴からスーハーとできるわけで、なかなか合理的な貝殻のつくりだ。

数については、アワビが4〜5個に対し、トコブシは6〜8個と、トコブシのほうが多い。ちなみにアワビの穴のほうが、噴火口みたいに盛り上がっていて、トコブシの穴の周辺は、平べったい。そして、成長により殻が大きくなってくるにつれ新しい穴が形成され、古い穴がふさがっていく。アワビの貝殻をよく見てみると、開孔していない、穴の痕跡がみつかるはずだ。

では、複数ある穴の役割分担は、どうなっているのだろうか。
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2008年7月23日 10時00分

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