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残暑には、そうめんよりも手軽な“バチ”を

これはいったい、何者なのでしょうか。

暦の上ではもう夏も終わりのはずなのに、まだまだ暑い。

夏と言えば食指が動くのは、そうめんだが、しかしこの暑さでは台所に立って麺をゆがくのも暑い。

もっと手軽にそうめんを食べたい人は、“そうめんバチ”なんていかがだろうか。

“そうめんバチ”とは、そうめんを作る際にできる端の部分。言ってみればカステラの切り落としのようなもので、端っこが好きな人にはたまらない存在だ。

そもそもそうめんとは、熟成を重ねた小麦粉を2本のクダ竹にかけて少しずつ細く伸ばして作る。その際、竹にかかった端の部分が“バチ”。形が三味線を弾くバチに似ていることからその名がついたそう。
伸ばす作業の際に生まれる副産物なので、取れる量もごくわずか。それに機械で作られたそうめんからも取ることのできない、手延べならではの商品なのだとか。
“バチ”を昭和50年代から販売しているイトメンさんに伺ってみると、“そうめんバチ”とは播州地方の呼び名。奈良では“麺かんざし”とも呼ばれているそうだ。

そんなバチの長さは一本15センチ程度のミニサイズで、夏バテで食欲の無い時でもちょうどいい大きさ。
そうめんとの違いはその短さ。そして先に向かって広がる、ぽってりとした太めの体型。何よりも一番の違いは、下ゆでをせずにそのまま使えるという点だろう。

汁が沸いたところにバチを入れるだけのお手軽さなので、播州地方ではバチをそのまま味噌汁やお吸い物に入れて“にゅうめん”にするなど、家庭の味として愛されているよう。
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2008年8月20日 10時00分

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