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ホンモノそっくりの歯はどう作られるのか

ライター情報:田幸和歌子

歯は大切ですね。

前歯などの治療で、かぶせ物をしたとき。健康保険が適用になるプラスチックの歯にしても、セラミックの歯にしても、あまりの違和感のなさに驚くことがある。

同じ「歯」といっても、透明感や色みなどにはずいぶん個人差があるもの。
よくぞここまで違和感なくピッタリなものを……と感心させられるが、歯科医ではいったいどのようにかぶせ物を選ぶものなのか。
渋谷区幡ヶ谷の坪田歯科医院・坪田泰幸院長に聞いた。

「歯の構造は最表層に人体の中で最も硬い組織『エナメル質』で覆われ、その中に黄色がかった象牙質があり、さらにその中に歯髄があります。歯の色は、一見真っ白に見えますが、よく見ると均一な色ではなく、グラデーションとなっており、根元にいくほど濃い色となっているんです。そのため、歯のかぶせ物をつくる歯科技工士さんも、内側の色と表層の色を何度も分け、組み合わせて作っているんですよ」
歯の色は、内側の象牙質が最表層のエナメル質に透けて見えているもの。そのため、象牙質の色の濃さにも影響されるし、エナメル質の厚みによっても違ってくるのだという。

ちなみに、セラミックの歯の場合、ノリタケなど、陶器でおなじみのメーカーからも出ているそうだが、「1つの歯の色を選べば終了」というわけではない。
「歯の色は均一ではないので『先端はA1(各メーカーの色番号)で真ん中はA2、根元はB3』などといった具合に、いくつもの色を組み合わせ、自然に見えるように作ります。
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ライター情報: 田幸和歌子

書籍出版社、広告制作会社を経てフリーに。月刊誌・週刊誌・夕刊紙などで執筆中。

2010年4月13日 10時00分

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