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土の中のスナイパー“ジグモ”の生態を解き明かす!

ジグモのメス。オスよりも大きい。

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“クモ”というとあちこちで目にする丸い網を張るあのタイプを想像すると思うが、みなさんは“ジグモ”(地蜘蛛)をご存じだろうか? 田舎育ちの筆者は子どものころ、校庭の花だんや家の庭先など、とにかくあちらこちらでジグモの袋状の網を見つけては、友だちと引きぬいて遊んでいた。

「そういえば最近あまり見かけないような気が……?」と思い、世田谷区内のアパートの庭を見てみたら、ジグモの“袋”をふつうに発見。「絶滅」なんて話も聞かないし、存在して当然なのだが、おとなになるにつれて遠い存在になりがちなジグモについて、この機会に少しご紹介したいと思う。

ジグモは「節足動物門クモ形綱クモ目ジグモ科ジグモ属」に属するクモの一種。体のサイズは10~20mm程度と小さめで、色はダークブラウン、袋状の網の中に住んでいる。石垣や塀、木の根元などにくっついていて土の中へのびている、細長く、薄汚れた袋を発見したら、それはジグモの網である可能性大。袋の先をもって破れないようにそっと引き抜くと、袋の中にジグモが入っていて、わりと簡単につかまえることができる。袋にダンゴムシや小さな虫が触れると、袋の中からかみ付いて毒を注入し、袋の中に虫を引き込んで餌にする。ジグモは、虫が袋に触れたときの振動を敏感に感じとって、獲物かそうでないかの判断をするのだそうだ。

ジグモにはおもしろい習性がある。ジグモの体を曲げて牙(きば)をジグモの腹に当てると、自分の腹を切り裂いてしまうのである。
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2010年11月12日 10時00分

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