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年収2倍の借金返済に一大決心! とある武士家族の物語

ライター情報:dskiwt

映画では、家族の食卓シーンがよく出てきて、観ていてお腹がすきました。
(C) 2010「武士の家計簿」製作委員会

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映画ジャンルは“時代劇”、主人公は武士。ただし、刀をふるう殺陣のシーンは出てこない。どころか、映画館内には“そろばん”を弾く音が響き渡る……。「あれ!? ちょっとテイストが違うぞ」なんて思ってしまう作品。それが『武士の家計簿』

映画『武士の家計簿』の舞台は幕末から明治。加賀藩・前田家で代々御算用者を務める猪山(いのやま)家3世代を描いたもの。「御算用者=ごさんようもの」とは、今で言う会計処理の専門家を指す。“そろばんバカ”といわれるほどの算術の腕前を持つ「直之」(堺雅人)を主人公に物語は展開していく……。

監督は森田芳光氏。原作は、歴史学者の磯田道史著『武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新』(新潮新書、2003年刊)。そもそもは、磯田氏が古書店の販売カタログで、家計簿が含まれた猪山家文書を見つけたことから本書が誕生した。この家計簿には、江戸時代の1842年から明治の1879年まで、なんと約37年分の猪山家の“台所事情”が記録。内容は日々の買い物や、親戚付き合い、子供の養育費、冠婚葬祭まで、詳細に記載されている。まんじゅう一個の値段さえ付けられているというから驚きだ。
本書のはしがきに、磯田氏が古書店で問題の家計簿に“出会う”ときの様子が書かれているのだが、当時の興奮が伝わってきて、こっちまでワクワクしてしまった。

本書では、猪山家の総収入も現代価値に置き換えた値段とともに紹介されている。
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ライター情報: dskiwt

関心あるモノコト:コーヒー、ビール、おにぎり、パン、本、本屋、映画、カメラ、時事英語、MacBook Air、iPad、iPhone、イタリアもの。

URL:Twitter:@dskiwt

2010年11月26日 08時00分

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