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ラーメン王の本から見えるラーメン界10年史

ライター情報:太田サトル

10年間のラーメン界の歴史がまるわかり。紹介された各店舗ごとに、ラーメン王・石神秀幸の三ツ星鑑定が掲載されています。

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『ラーメン王・石神秀幸の ラーメン鑑定団』(小学館)。
タイトルでその内容はほとんど分かるかと思う。ご存知ラーメン王・石神秀幸さんのラーメンガイド本だ。

今回のこのムックは、2000年から2009年まで、実に10年におよぶ『ビッグコミックスペリオール』での同名連載をまとめたもの。一部お店データなどが現在のものに改められていたりもするが(移転やメニュー変更があった場合など)、基本的には連載時のままの体裁で収録されている。
基本コンセプトは、主に首都圏の「マスコミ初登場の名店を紹介する」こと。後に有名店になったラーメン店もいくつもあり、そんなお店を最初に探し出すのはというのは、さすがラーメン王である。

それにしても10年。
連載が時系列にまとめられているため、一読すると、10年間のラーメン界の流れのようなものも見えてくる。たとえば01年は、「青葉」に影響を受けたダブルスープの「魚介ダシ系」ブームで、05年には「六厘舎」などの一大つけ麺ブームが到来。06年は「蒙古タンメン 中本」を代表とする激辛ラーメンブームなどなど。「確かにこのころダブルスープ、よく食べたなぁ」とか、プチ思い出回顧なんかもできたりもできます。

普通のこの手のラーメン本は、エリア別や味のジャンル別に編集されていることが多くて、そこから「おいしそうな店、あるかな……?」とか「おっ、こんなところにこんな店が」とか、好みのお店や気になるお店を探していくことが多いが、この本はちょっと性質が違う。
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ライター情報: 太田サトル

学生時代からそのままフリーライター業。雑誌中心に執筆、ときどき編集。 好物=ガンプラ、パンクロック、ラーメン

2011年4月20日 08時00分

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