巷のB級ニュース“小”ネタを毎日配信!

0

サバ水煮を異常なまでに消費する海なし県・長野県

ライター情報:新井イアラ

恥ずかしながら、我が家の味噌汁です

( 1 / 2 )

[その他の写真を見る]

私事で恐縮だが、私の田舎は新潟県妙高市である。
ここら一帯ではタケノコというと、おもに「ネマガリタケ」という笹の一種を指す。5~6月頃に収穫する、季節の山菜である。とはいえ収穫後はビン詰めにして保存するので、ストックさえなくならなければ年間を通して食べられる。
田舎に帰る楽しみのひとつともなっている、いわば故郷の味だ。

このネマガリタケ、我が家に限らず、周辺一帯では味噌汁の具として使われている。小さい頃から食べているので「タケノコの味噌汁」といえば、このネマガリタケの味噌汁だと思っていた。普通のタケノコの味噌汁を食べたときは、たいそう驚いたものである。

「で、いつになったら長野とかサバ水煮の話になるんだよ!」
とイライラしている方も多いだろうから先を急ぐが、この味噌汁は実は新潟ではなく、長野の郷土料理としてよく知られている。私の田舎の妙高市は長野と新潟の県境に位置しているので、長野の文化圏と重なる部分が多々あるのだ。

ネマガリタケの味噌汁には、ほかに溶き卵、タマネギ、ジャガイモなどの具が入る。これらの具は家庭によって多少内容が異なるのだが、必ずどの家庭でも共通して投入される具がひとつだけある。それこそが、何を隠そう「サバ水煮」。ネマガリタケの味噌汁とサバ水煮は、切っても切れない絆で固~く結ばれているのだ。

味噌汁にサバというと違和感を覚える方も多いだろうが、なかなかどうしてサバの脂とうま味が味噌汁にたっぶり溶けこんで、得も言われぬおいしさになる。

ライター情報: 新井イアラ

コーヒーと音楽と雑貨、そして辛いものが好き。「なんでも書きます、書かせてください」でおなじみのライターです。

URL:Twitter:@iara_arai

2011年11月14日 10時00分

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!