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日本の歴史 ~アダ名編~

ライオンズの主砲のアダ名といえば“おかわりくん”。

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なるほど、漢字の“アダ名”には、「正式な名前ではない」という意味が込められていることがわかる。

ではこのアダ名、いったいいつの時代から使われるようになったのだろうか。歴史上の人物にも、アダ名がつけられている場合がある。たとえば、豊臣秀吉。彼のアダ名として広く知られているのは「猿」だが、実はこれは創作で、信長に付けられたアダ名は「ハゲネズミ」という説がある。「猿」よりもイヤなアダ名の気もするが……。

また、信長自身も「大うつけ」と決してありがたくないアダ名が付けられていたとされている。他にも、明智光秀は「きんか頭」、伊達政宗は「独眼竜」、生類憐れみの令で知られる徳川綱吉は「犬公方」、などなど。様々な“歴史的アダ名”が存在する。

こちらは物語ではあるが、“世界最古の長編小説”ともいわれる「源氏物語」に登場する実在の人物たちは、すべてアダ名で表現されている。文献自体は長保3年=1001年頃に書かれたとものといわれる。つまり、少なく見積もっても今から1000年前には日本にアダ名が存在していたことになる。ちなみに、「源氏名」という言葉は、「源氏物語」に由来する。

アダ名は、日本特有の文化ではない。「nickname」という英語があるように、世界中でアダ名は使われている。筆者は、アダ名とは自然発生的に付けるものではないかと前述した。とりわけ、好意を抱いた相手、愛情を感じた相手には、なんというか、アダ名を付けたくて付けたくて仕方が無い衝動に駆られてしまう。
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ライター情報: 木村吉貴/studio woofoo

木村文章店店主。鎌倉を拠点にライター・コピーライター・作家として活動中。

URL:http://www.studio-woofoo.net/

2011年12月8日 10時00分

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