巷のB級ニュース“小”ネタを毎日配信!

0

12色色鉛筆に「はだいろ」が入った。リストラされた色は?

ライター情報:田幸和歌子

左から2番目が、いわゆる「うすだいだい」ですね。

[拡大写真]

久しぶりに色鉛筆を使ったら、12色の中に、「うすだいだいいろ」があることに驚いた。
「うすだいだいいろ」は、かつては「はだいろ」とされていた色。
昔は人物を描くとき、オレンジに白を重ねたり、ピンクや黄色と白を混ぜたりしていたのに、いつから「うすだいだいいろ」が12色セットに入るようになったのか。
また、「うすだいだいいろ」がラインナップに入ったことで、かわりに何色がリストラされたのだろうか。
経緯や理由などについて、三菱鉛筆に聞いてみた。

「当社商品では、昭和26年発売『学習用色鉛筆No.850』、昭和40年発売『No.880』において、1994年から『はだいろ(現うすだいだいいろ)』を12色の中に含めています」
「うすだいだいいろ」のかわりになくなったの、「白」だそう。
「限られた12色の中では、白を使う頻度が少なく、児童用のお絵かきで人物を描くことが多いため、変更されました」
確かに、「白」は、もともと紙が白いことから、人物の肌の色を塗る際、他の色と重ねるとき以外、あまり使わなかった気はする。

そう思うと、「うすだいだいいろ」が入ることで、白が御役御免となったのは納得ではある。
では、「うすだいだい」という呼び方になった時期や理由は?
「肌の色の概念が固定されてしまうことに対する問題意識により、 業界全体で2001年から『はだいろ』という呼称を変更しています」

ちなみに、「黒」も、普通の鉛筆で事足りそうな気がしなくもないが、色鉛筆の黒と鉛筆の黒の違いは何なのだろうか。
関連キーワード

ライター情報: 田幸和歌子

書籍出版社、広告制作会社を経てフリーに。月刊誌・週刊誌・夕刊紙などで執筆中。

2013年12月4日 07時00分

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!