ついに公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』!世界同時公開となった2015年12月18日18時30分の回を見ることができたので、一体どんな展開だったのか簡単にまとめたぞ!
※以下、すべてネタバレなのでご注意ください



ルークが消えた!


事前に公表されていた通りディズニーロゴは登場せず、ルーカスフィルムのロゴからのスタート。
おなじみの背景を説明するオープニングロールでいきなり、旧三部作の主人公であるルーク・スカイウォーカーが消えたという事実が明かされる。
旧三部作でいうところの帝国軍は「ファースト・オーダー」に、反乱軍は「レジスタンス」という組織となり、それぞれルークの行方を探していた。
ファースト・オーダーの最高指導者スノークは、明示されていなかったがシスの暗黒卿と思われる。レジスタンスの将軍はレイアだ!

カイロ・レンはハン・ソロとレイアの息子!


新キャラでシスのカイロ・レン。その正体は、ハン・ソロとレイアの息子だった。名前はまさかのベン! これはベン・ケノービからとった名前だろう。元々はルークのもとで修行していたが、スノークに誘惑されダークサイドに堕ちてしまったという。ダース・ベイダーに心酔して模倣するようにマスクを付け、怒りに任せて十字の形をしたライトセーバーを振り回しては部屋を破壊しまくる姿は、まさに中二病患者だ。
スター・ウォーズの小説(正史ではない)では、ソロとレイアの子どもは三人。
うち一人がダークサイドに堕ちていた。どうやら小説の要素も取り入れているようだ。


ヒロインのレイはルークの娘?


「お前の父は私だ!」というような直接的なセリフはなかったものの、レイがルークのライトセーバーに初めて触れたシーンから娘だと予想できる。物語の終盤ではフォースに目覚め、ライトセーバーでカイロ・レンと対決する。
ジェダイ騎士団の教えでは恋愛や結婚は禁止となっていたため、ルークの父であるアナキンは結婚を隠していた。騎士団が崩壊した後のジェダイであるルークには関係ないということだろうか。ちなみに小説では結婚しており、ルークの子どもの名前がベンだった。


新デススター?いえ、スターキラー基地です。


旧三部作で二度も登場した帝国の超巨大兵器「デス・スター」。本作ではさらにパワーアップして「スターキラー基地」という名前で登場する。太陽のエネルギーを利用して放つ光線は、一気に5つの星を破壊した。レジスタンスは、例のごとくスターキラー基地を破壊する作戦を決行する! このあたりはエピソードIV「あらたなる希望」のストーリーを踏襲しており、オマージュもふんだんに含まれている。

ソロ、まさかの死亡!


破壊のために基地に乗り込んだソロは、息子であるカイロ・レンと再会。一度は和解するか? という空気をかもし出すも、結局ライトセーバーの凶刃に倒れてしまう……。
やってくれたな!J.J.エイブラムス監督!!

ルーク登場!そして次回へ…


無事基地を破壊し、休眠していたR2-D2が目を覚まし、地図の一部を提示する。レイはチューバッカと共にミレニアムファルコンで出発。到着した星で、ついにルークが登場! レイがルークのライトセーバーを見せたところでエンドクレジットへ。既に先が気になってしょうがない終わり方だった。

新登場のキャラクターは全員魅力的で、スター・ウォーズの世界観になじんでいる。また、ルークをはじめ、ソロ、レイア、チューバッカ、R2-D2、C-3POが登場するシーンは感激で身震いしてしまった。
ただ、ソロが殺されしまったシーンは、「一体何人のファンがダークサイドに堕ちてしまっただろうか…」と思わずにはいられなかった。

(上原しげお)