「岐阜」と言えば、真っ先に思い浮かぶのは当然中部地方の岐阜県だ。しかし、実は北海道にも「岐阜」という地名があり、それどころか「栃木」や「香川」といった地名まで存在するとTwitterで話題になっている。


北海道にある他地域の地名たち


あるTwitterユーザーが出身はどこか聞かれ、岐阜と答えたら「岐阜ってどこ? 北海道?」と笑いながら返された」という体験談を投稿。これをきっかけに北海道に「岐阜」という地名があることを知ったそう。

この投稿に他のユーザーたちも驚きつつ、続々と北海道にある他地域と同じ地名の情報が集まりはじめる。
まず、有名なのは札幌市の隣にある「北広島市」だろう。明治時代、この地域を開拓した広島県からの入植者たちが自分の出身地である「広島」という名前を付けたとのことだ。この北広島市は広島県にある「東広島市」と姉妹都市提携を結んでいる。


さらに、釧路市には「鳥取」という地名があり、こちらも鳥取県にある“本家”鳥取市と姉妹都市提携を結んでいる。釧路市の公式サイトによると「明治17年、18年に鳥取士族513名が、現在の札幌市鳥取地区に移住」してきたそうで、こちらも歴史的な結びつきが強いらしい。

まだまだ北海道には他の地域と同じ地名が存在し、札幌市には「山口」「福井」、北海道の西にある久遠郡には「愛知」という地名、そして「徳島」も同じ久遠郡に存在している。さらに「福島」「宮城」「岩手」「山形」「秋田」「山梨」「香川」「栃木」「土佐」「熊本」と日本各地の地名が北海道には散りばめられており、「字面だけ見たら完全に本州だな」と驚きの声があがる。

Twitter上では北海道以外の「同名地名」も多く挙げられており、青森県には「横浜」、東京都足立区には「島根」「宮城」が存在。ちなみにビートたけしはこの足立区島根町出身だ。