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日本人旅行客は「ケチ」とフランス人が感じる理由

2017年5月19日 08時00分 ライター情報:加藤亨延
日本人観光客はケチ。フランスのホテル・外食産業では、日本人に対してこのような評判があるらしい。その理由の1つがチップだ。

日本にも、旅館で特別に要望を聞いてもらったときや、病院で手術を担当してくれた医師などに、いくらかの金額を気持ちとして包む「心づけ」はある。しかし一般的には、明示された金額のほかに、自発的に上乗せしてお金を渡すことはあまりない。ゆえに、いざチップという日本にない習慣の地域へ行くと、どのように振る舞っていいか迷う人は多い。

チップをスマートに渡せない日本人


パリ市内5つ星ホテルで働く関係者は、このような日本人がスマートにチップを渡せない光景に、しばしば出会うという。たとえば、こうだ。

ある日、パリ市内5つ星ホテルに宿泊していた日本人観光客が、タクシーの中にスマホを忘れたことがあった。困った彼らは、急いでホテルのコンシェルジュに駆けつけ、それを受けたコンシェルジュはタクシー会社に連絡を取り、その車の運転手にホテルまでスマホを持ってくるよう素早く手配した。結果、スマホは無事、その日本人観光客の手元に戻った。

しかし彼らはスマホを受け取った後、コンシェルジュに対してチップを渡すこともなく、お礼をいっただけで、そのまま部屋へ戻ってしまった。

関係者はいう。

「チップは強要されるものではありませんし、私たちのサービスに満足していただけなかったのかもしれません。日本とは治安が異なるパリで、素早く無事に携帯電話をお客さまに届けることを手配したコンシェルジュに対して、何もなしというのは、さすがに日本人の評判を下げてしまいます」

こういった現地の感覚と異なる行為は、日本人だけではない。日本と同様にチップの習慣がない韓国なども、フランス人からは渋い客だと思われているという。一方で、中国本土もチップの習慣はないが、訪れる人々は富裕層が中心であるため、チップ含め金払いがよく、あまりケチという印象はないそうだ。そしてチップの習慣があるアメリカ、またロシア人は羽振りが良く、その点では歓迎されている。

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ライター情報: 加藤亨延

ジャーナリスト。日本メディアに海外事情を寄稿。主な取材テーマは比較文化、および社会、政治。取材等での渡航国数は約60カ国。ロンドンでの生活を経て現在パリ在住。『地球の歩き方』フランス/パリ特派員ブログ

URL:http://tokuhain.arukikata.co.jp/paris/

コメント 61

  • 匿名さん 通報

    めんどくさ…。チップなんかあるから、清掃や接客の人の地位が下がるんじゃないの? 「ほらよ、くれてやるよ」みたいな気持ちにさせてるんじゃ? そもそも日本人を差別しておいてチップはくれなんてずうずうしい。

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  • 匿名さん 通報

    チップ制度は面倒なので廃止してほしい。

    116
  • 匿名さん 通報

    チップ不要のサービスを提供するお店の紹介を充実させてください。悪習としか思えないので、迎合する必要はない。

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  • 匿名さん 通報

    単純に文化の問題だろ? 別に今に始まった話じゃなく、高度成長期で日本人が大量に海外旅行行きだした頃から散々言われてる定番ネタ。中国人は富裕層が~ ってのも記事作る為に適当に書いてるだろ。文化同じだし。

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  • 匿名さん 通報

    あちらはチップが自分の給料の一部だから、もらって当然・もらわれて当然の意識。

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