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ウクレレにゴルフ用品も!? 収蔵数1000点以上を誇る「サトちゃんミュージアム」

2017年10月20日 12時40分 ライター情報:名嘉山直哉

佐藤製薬のマスコットキャラクターといえばオレンジ色のゾウ「サトちゃん」。薬局の店頭にディスプレイされたサトちゃん人形は、そのかわいらしい見た目とオレンジ色の色彩も相まって、遠くからでもよく目立つ。

初めて世間にお目見えしたのが1955年、1959年に正式にキャラクターとして確立された。
佐藤製薬の製品を購入すると販促用の「サトちゃんグッズ」をおまけでくれる薬局があるのをご存じだろうか。サトちゃんの指人形をもらったことがある人も多いだろう。

そんなサトちゃんグッズを展示するミュージアムが存在する。場所は銀座すずらん通りにある「サトちゃんミュージアム」だ。



ところ狭しと並ぶサトちゃんグッズに圧倒!



ミュージアムは「銀座 清水薬局」に併設されている。薬局の店頭にはもちろん、サトちゃん人形。妹のサトコちゃん人形とともに往来で愛想をふりまいている。

店内は、従来通りの薬局然とした様子。目当てのミュージアムは薬局の一角に併設されていた。

展示スペースに一歩足を踏み入れると、そこは見渡すかぎりサトちゃん、サトちゃん、サトちゃんだらけ(たまにサトコちゃんも)。どこを向いても“あの笑顔”でほほ笑みかけてくれる。なにも知らずに訪れた人は、さぞかし驚くことだろう。

展示されるグッズは、定番の指人形をはじめ、置き時計や貯金箱、ぬいぐるみなど実に多彩だ。なかには、「これをおまけにしていたの?」と思わせるユニークなグッズも見つかった。

サトちゃんのデザインを配したコーヒーミルとキャニスター(保存容器)のセット。側にはシュガーポットとクッキージャーが。パッケージの上に置かれているのは、肩たたき器。

街灯にもたれるサトちゃんからただよう、そこはかとない哀愁。こちらは庭に設置するガーデンライト。昼間に太陽エネルギーを充電し、暗くなると自動で点灯する。

なんと、ウクレレもグッズ化されていた。南国を思わせるビーチで、アロハシャツをまとうサトちゃんがデザインされている。


2005年には、ゴルフ用品との異色のコラボも実現! パッケージには、ゴルフクラブを振るうサトちゃん(意外と器用なのだ)のイラストがあしらわれてる。

なにせ、半世紀以上の歴史をもつマスコットなのだ。日用品にとどまらず、さまざまな分野にグッズが展開していったのもうなずける。


薬局の改装に合わせてサトちゃんグッズの殿堂が誕生


それでは、なぜ、このようなミュージアムが開設されたのたか。薬局の代表取締役にして、銀座すずらん通り商店会会長であり、サトちゃんミュージアムの館長(?)でもある清水誠治さんにお話を伺った。

――圧倒されるほどのグッズ数ですが、いったい何点展示されているのでしょうか?

「展示しているのは、およそ200点ですね。倉庫にも1000点くらいグッズを保管しています。ここ30年くらいのグッズはほとんどそろっているんじゃないかな。展示内容は、たまに変えたりしています」

――銀座清水薬局と佐藤製薬の関係が気になります。

「うちの薬局は祖父の代から、100年近く続いているんです。創業の頃から佐藤製薬さんの医薬品を売っていて、それから現在まで長い付き合いが続いています。お客さんからの評判もいいから、2005年の薬局改装を機に、佐藤製薬の製品だけを扱うようになりました」

――もともと懇意の関係にあったわけですね。それがミュージアム開設につながっていくのでしょうか?

「そう、薬局の目玉になると思って改装に合わせて開設しました。グッズは一定の金額分を購入してくれたお客さんに配っていたんですけど、どうしても在庫がたまる。それを何年も繰りかえすうちに、とにかくグッズが集まった。一堂に展示したら、きっと面白いだろうと思いまして。サトちゃんグッズの熱烈なファンがいることも知っていましたしね」

――開設には、ファンの方も喜ばれたでしょうね。

「そりゃあもう! 20年近くグッズを集めている常連さんもいるし、台湾や香港の観光客も訪れますよ。みなさん、写真を撮って帰られる」

――ほかの製薬会社のグッズも展示することは考えなかったんですか?

「ほかの製薬会社さんのグッズもあるにはありました。だけど、バリエーションが少ないし、サトちゃんが一番人気あったんだよねぇ。サトちゃんグッズは年に3回提供されるんですが、時代や流行をうまく取り入れていますよ」

――最近のグッズで言うと、スマホリングやスマホクリーナーですね。清水さん自身、サトちゃんに強い思い入れがあるんですか?

「いやあ、どうでしょうか(笑)。こういうのを趣味にしちゃったら見境なくなって破綻しちゃうでしょう。だから、あくまで仕事の範疇を出ない程度にしています。ミュージアムは、やっぱりお客さんに喜んでもらうため」

ライター情報: 名嘉山直哉

フリーランスの編集者・ライター。編集者集団「なかやまんプロ」代表。地方移住雑誌、男性向けトレンド雑誌、街歩き系フリーペーパーなどの制作に関わる。「名代 富士そば」を愛でる富士そばライターとしても活動。

URL:ブログ「富士そば原理主義」

コメント 1

  • 匿名さん 通報

    ああ、鬼地害が「母親を殺す練習」とかで金属棒振り回して通行人の女性に次々襲いかかった事件のあった場所か。

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