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イノシシの骨からダシをとった「猪骨ラーメン」を味わう

2017年10月23日 19時00分 ライター情報:篠崎夏美/イベニア
ラーメンが好き! 特に豚骨が好き! という人でも、「イノシシのラーメン」を食べた経験がある人はあまりいないかもしれない。

しかも、単にイノシシの肉がトッピングされただけではなく、イノシシの骨からダシをとった豚骨(トンコツ)ならぬ、猪骨(シシコツ)ラーメンだ。そんなラーメンが食べられるイベント「猪骨ラーメン実食祭vol.3 ~宴~」に行ってみた。


頭蓋骨も! イノシシづくしの会場


会場の阿佐ヶ谷ロフトAは開場直後にも関わらず、お客さんでギッシリの大盛況。客層もさまざまで、サラリーマン風の方、若い女性グループ、子供連れの方もいた。

会場にはイノシシの骨や皮も展示されており、銃の薬きょうまで転がっている。骨や皮は触っても良いそうなのでそっと触ってみた。皮は想像以上にゴワゴワしていて毛が硬い。


驚いたのはイノシシの頭蓋骨。キバがかなり鋭利で、これで噛みつかれたら非常に危険である。骨だけになってもイノシシの力強さが伝わってくる。
イノシシのキバはとてもするどい


イノシシを捕獲するのに使う「くくり罠」も展示されていた。ここにイノシシが脚を踏み込むとワイヤーが締まって捕まるしくみになっている。
くくり罠


また、狩猟のさまざまな情報を得ることができる狩猟専門誌『けものみち』も販売されていた。「春から始めるエアライフル特集」や、「当世猪犬見聞録 名血紀州系猪犬に半生をかけた猟人」など、気になる見出しの数々が並ぶ。


イノシシメニューを味わう


「猪骨ラーメン実食祭」は今回で3回目の開催。『第一回 日本猪祭り』(2017年)でグランプリを獲得した、しまなみ産(愛媛県今治市)のイノシシ肉を使ったイノシシメニューを注文できる。

本日のイノシシMENUは以下の通り。

・猪ソーセージ盛り合わせ
・猪コロッケ
・猪肉の燻製
・猪肉ラー油炒め
・猪カレー
・猪骨ラーメン

迷ったが「猪骨ラーメン」(限定30食らしい)、「猪ソーセージ盛り合わせ」を注文した。「猪ソーセージ盛り合わせ」が運ばれてくる。パッと見、豚のソーセージと変わりない。食べてみるとくさみがなく、さっぱりとした味わいだ。このさっぱり感は今回提供された猪料理に共通した特徴である。マスタードをつけて食べるのも美味しい。


そしてメインの「猪骨ラーメン」が登場。主催者である吉井涼さんが、改良に改良を重ねて開発してきた一品だ。吉井さんは自ら狩猟を行う猟師でもあり、11月には瀬戸内海の大三島に「猪骨ラーメン」専門店をプレオープンする。今回はまさにそのお披露目イベントといったところ。


さっそく麺をすすってみる。湯気からもどことなく動物性の香りが伝わってくるが、嫌なにおいではない。むしろ香りが食欲を刺激してくる。豚骨のようなコッテリ感を想像していたが、臭みがなく女性でも抵抗なく食べられそうだ。

麺に絡んだスープもさっぱりした味わい。スープはイノシシのゲンコツ(四肢の骨)や背骨からとり、8時間かけて抽出されたもの。タレの味は塩レモンとのこと。化学調味料を使わずに絶妙なコクを生み出している。

トッピングにはイノシシの肉も。身がしっかり引きしまっていて、噛みしめているとタレの甘さだけではなく、肉本来の甘さが染み出てくるようだ。地元・愛媛産の無農薬のレモンを絞ってみるとスープや麺の味わいが変化。もともとさっぱりした味わいにさらに爽やかさが加わり、最後まで飽きることなく食べられる。



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ライター情報: 篠崎夏美/イベニア

“面白いイベント”を集める情報サイト「Evenear(イベニア)」を運営。毎日面白いイベントを紹介している。
イベントライターとして年間約80件を取材する。

URL:http://evenear.com/

コメント 4

  • 匿名さん 通報

    イノシシは豚の原種だからさほど大差はないんじゃない?

    5
  • 匿名さん 通報

    猪、なかなか美味しいよね。個人的に鹿はちょっと苦手だけど…

    3
  • 匿名さん 通報

    血抜き上手くやるかどうかで決まるからなぁ。ただこれってイノシシに限らず鹿どころか牛、豚もそうじゃないの?

    3
  • 匿名さん 通報

    岐阜のスキー場でイノシシのチャーシューが入ったラーメン食えるとこあるで

    0
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