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「カートレイン」って知ってますか?

2011年9月12日 13時03分 (2011年9月16日 08時50分 更新)

自分の車やバイクごと列車で目的地まで運んでもらえたらこれほど楽なことはないですよね。海外ではフェリートレインなどの例はあるのですが、実は日本にもかつて存在していたのを知っていますか? それが「カートレイン」。

 日本の「カートレイン」はブルートレインとして有名だった寝台特急用の客車に、自動車を積載する貨車を連結した編成で、1985年に汐留〜東小倉を結んだ列車が最初。後に「カートレイン九州」と呼ばれることになる同列車は、運転開始当初は大人気でなかなか指定券が取れなかったほどなんです。

後に札幌市の白石まで行く「カートレイン北海道」(写真)、名古屋〜東小倉の「カートレインユーロ名古屋」も運転されていたのですが、1990年代に入ると乗客が減少して廃止されることに。廃止の理由のひとつは積載可能サイズにもあるようで、全長4,600mm×全幅1,600mm×全高1,900mmに限られていたんです。90年代に大流行した3ナンバー車積載できないし、5ナンバー車でもハイソカー全盛期。実際に積載が可能な車が少なくなっていたのも理由かもしれないですね。

 北海道では冬季の路面凍結時の需要を狙って「カートレイン釧路」や「カートレインさっぽろ」を運転していました。その際に車を自走して積載できるように貨車の連結部にシャッターをつけて改造するなどの努力をしましたが、結局根付かずに廃止されています。ちなみに従来は乗用車を乗せたパレットを横からフォークリフトで載せていたのですよ。

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