自動車に求めるものが“燃費”ではなくなってきている(PR)

軽自動車の販売シェアNo.1メーカー・ダイハツが、軽乗用車で最も廉価なモデル「ミラ イース」を6年ぶりに全面リニューアルした。
新型「ミラ イース」は、軽自動車の魅力である低燃費、低価格を守りながらも、新たに「安全・安心」を担う同社最新の予防安全機能を搭載しているのが最大の特徴だ。

このような車が生まれた背景のひとつに、ユーザーの意識の変化があげられる。


自動車に求めるものは「燃費」より「安全性に」


株式会社クロス・マーケティングが、全国の20~69歳男女1,000人を対象にして4月に実施した「自動車に関する自主調査」によると、自動車に求めるものトップ5は、「運転のしやすさ(69.5%)」が1位、次いで「乗り心地のよさ(62.2%)」「安全性・安心感(60.2%)」「燃費のよさ(59.2%)」、「スタイル・デザイン(41.1%)」だった。

2014年の前回調査では、「運転のしやすさ」が70.0%で1位なのは変わらないが、2位は「燃費のよさ」で69.8%。以下、「乗り心地のよさ(62.8%)」「安全性・安心感(60.7%)」、「耐久性・性能のよさ(43.5%)」と続いていた。
「燃費のよさ」を求める声が、3年で10ポイント以上落ち、代わりに「安全性・安心感」がトップ3に入った形だ。

また、「今後開発や改善を望む技術や機能」を問う設問の回答結果は、「衝突を回避する機能(69%)」「アクセルやブレーキの踏み間違いを制御する機能(59.4%)」「夜間の歩行者や障害物を知らせる機能(59%)」など、事故防止につながる安全機能を求める声が上位を占めている。

確かに、近年よく話題で、平成16年から平成25年にかけて、毎年約6千~7千件発生(公共財団法人交通事故総合分析センター調査)している「アクセルとブレーキの踏み間違い」のニュースを見るたびに、「まさか私が」という思いと、「明日は我が身」という思いが交錯する方も多いだろうから結果にはうなづける。

低燃費、低価格に加え安全・安心を追求するダイハツ、そして新型ミライース


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新型「ミラ イース」発表会で登壇したダイハツ工業取締役社長(当時)の三井正則氏

こうした声を汲み取ったダイハツは、従来より安全機能を追求した軽自動車「ミラ イース」の新型を発表。6年ぶりのフルモデルチェンジとなった同車は、初代で「第3のエコカー」と銘打ちアピールした低燃費、低価格という特徴を維持しつつ、安全・安心機能を前面に押し出した。
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ダイハツは、低燃費、低価格に安全・安心を加えた新型「ミラ イース」を「新 みんなのエコカー」と銘打った

特徴的なのが、最新の衝突回避支援システム「スマートアシストIII(以下、スマアシIII)」の搭載だ。5月9日に行われた発表会では、同社取締役社長(当時)の三井正則氏が「世の中で自動運転技術に関する議論がされているが、その前にやるべきことがある。毎日のように届く事故のニュースを1件でも、1日でも早くなくすという思いから最もベーシックな軽自動車『ミラ イース』にスマアシIIIを搭載した」と話すなど、安全性への注力を強調した。

スマアシIIIはステレオカメラを備え、自動車だけでなく歩行者との衝突回避サポートも実現。またアクセルとブレーキの踏み間違いによる前方・後方への誤発進を判別して抑制制御する。暗い夜道でも歩行者を見逃さないようにオートハイビームも備えた。表示装備のコーナーセンサーは、障害物との距離を感知し縦列駐車時などで死角をサポートする。
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世界最小サイズ(2017年5月 ダイハツ調べ)のステレオカメラを採用し、自動車や歩行者を検知する
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ミラ イースのスマアシ搭載車には前後のコーナー4カ所にセンサーを装備し、障害物との距離を測る

35.2km/L(※1 ※2)という低燃費は維持し、価格は84万2400円から。スマアシIIIは全てのグレードで選択可能で、90万円台のクラスからは標準装備となる。
「ミラ イース」公式サイト

※1:JC08モード走行燃費(国土交通省審査値)。燃料消費率は定められた試験条件での値です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。
※2:L"SA III"(2WD)、L(2WD)、B"SA III"(2WD)、B(2WD)

ダイハツ