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東京モーターショー2017──EV開発競争の現状は?

2017年11月18日 12時00分 (2017年12月11日 11時56分 更新)

10月28日から11月5日まで開催され、世界中から多くの来場者を集めた東京モーターショー(以下、TMS)。2017年のテーマに掲げられたのは「BEYOND THE MOTOR」というキーワード。自動車産業の枠を超えて、クルマに様々なテクノロジーを取り入れ、モビリティとしての価値を広げていくという意味だ。これからのクルマは、EV(電気自動車)、AI(自動運転)、コネクテッドカーに力を入れないと生き残れないというメッセージともいえる。なかでも重要となるのはEVだ。日本、そして世界でEV開発はどこまで進んでいるのか?

■EV開発競争の背景には「日本メーカーからシェアを奪い返す」という思惑がある?
2017年のTMSは、イタリアメーカーやデトロイトスリー(GM、フォード、FCA)、ジャガー・ランドローバーなどが参加を見送り、ショーとしての凋落を嘆く声も聞かれた。たしかに、一般公開に先立って報道関係者に公開されるプレスデーに会場を訪れると、以前より規模が小さくなった印象を受けた。



しかし、現在のモーターショーは、どのメーカーも開催国への市場戦略によって出展を調整するのが常識となっている。1980年代に日米貿易摩擦を引き起こした日本車の人気は、今も国内や北米で圧倒的だ。つまり、TMSに参加する海外メーカーが少なくなったというより、日本市場で日本のメーカーに不利な戦いを挑もうとする海外メーカーが減少したともいえるわけだ。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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