<北京五輪・関連>開会式に人工消雨弾1104発!近づく暴雨雲に打ち込む―中国気象部

2008年8月9日 18時49分 (2008年8月12日 00時17分 更新)

8月9日、北京五輪開会式当日の8日、豪雨を降らせる雨雲が北京市上空に接近していた。中国気象部門は人工消雨ロケット1104発を雨雲に打ち込むという未曾有の消雨作戦を展開。写真は9日明け方の「鳥の巣」。(Record China)

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2008年8月9日、「新華網」は北京五輪開会式当日の8日に、中国の気象部門が人工消雨ロケット1104発を雨雲に打ち込んだと伝えた。

8日、北京市の湿度は90%を超えた。北京市気象台の郭虎(グオ・フー)台長は、同日午前7時20分(現地時間、以下同)に黄河中流の河套地区で発生した雨雲が発達しながら北京市に接近しつつあったと説明。このため中国では最大規模、五輪史上では初となる開会式消雨作戦が決行されることに。午後4時から午後11時39分までに、北京市内21か所の発射基地から合計1104発の人工消雨弾が近づく雨雲に向かって打ち込まれた。【その他の写真】

8日午後8時の気象情報では、雨雲が北京市周辺を取り囲んでおり、すでに懐北で6.7ミリ、楊宋で5ミリ、霞雲嶺で3ミリ、張坊で2ミリ、北京市に最も近い五[木果]松地区でも0.9ミリの雨が降りだしていた。だが、すべての消雨作戦が完了した同日午後11時40分、北京市気象局とともに作戦に取り組んできたロシア気象総局大気技術所所長で人工消減雨の専門家Konev教授は「もう雨の心配はない」と作戦の成功を宣言した。(翻訳・編集/本郷)

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