ビル・ゲイツ氏、グーグル対中姿勢の批判に中国「よく言った」

2010年1月27日 11時25分 (2010年1月31日 00時12分 更新)
 米マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長がこのほど、中国の検閲体制を批判し、市場から撤退する可能性を示唆する米大手サーチエンジンGoogle(グーグル)社に対して、「多国籍企業が他国でビジネスをするなら、現地の法律を順守すべきだ」と発言したことが、中国でも話題を呼んでいる。中国新聞社が外電を通じこのほど伝えた。

 同氏の発言は、米情報番組「グッド・モーニング・アメリカ」でのインタビューによるもの。同氏は、ネット上の内容が世界のあらゆる地域でさまざまな検閲制度の影響を受けていることを認めた上で、「もし、他国の法律を守ってビジネスをするというのであれば残れるだろうが、できないというなら、その国でのビジネスにいい結果は生まれないだろう」とコメントし、グーグル社の対中方針を批判した。

 報道に対する読者の反応は、同氏の発言を支持する内容がほとんどで、書き込みには「もうグーグルなんか使わない!」、「中国は百度で十分事足りている」など、グーグルの中国撤退を求める意見が大半を占めた。

 しかし、少数ながら「調べ物はほとんどグーグル。使ってみないとその便利さは分からない」との意見も寄せられるなど、ネット上での「グーグル論争」収束のめどは立たない。(編集担当:金田知子

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