中国「警戒」…国際海洋法裁判所、日本人初の所長に柳井俊二氏

2011年10月4日 14時25分
 ドイツ・ハンブルグにある国際海洋法裁判所はこのほど、同裁判所の新しい所長に柳井俊二裁判官を選出した。中国経済網などでは、領海の確定などでの紛争で、「日本人が決定権を持つ」などとして、危機感を高めている。

 同裁判所で日本人が所長になるのは今回が初めて。柳井氏は、任期3年で、2014年まで務める。同裁判所は主に、海洋環境や資源開発、領海などの紛争に対する決定権を持つ。

 中国経済網などでは、柳井氏の国際海洋法裁判所の所長就任に対して、「中国やロシア、韓国など、海洋資源や領海策定などで日本ともめている国は、日本人が国際海洋法裁判所を取り仕切ることを懸念している」などと報道。特に、中国は、南沙諸島周辺海域での領海問題なども抱えていることなどから、今後、中国に不利な判決が下される恐れもあるとして警戒を強めている。(編集担当:青田三知

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