iPhone5登場せずも、中国ではすでに「パクリ」iPhone5が流通

2011年10月5日 13時08分 (2011年10月8日 00時12分 更新)
 米アップル社は米東部時間4日午後1時に新たなiPhone端末の発表会を行った。iPhone5が発売されるのではないかと注目が集まっていたが、発表されたのは「4」を強化した「4S」で、「5」の発売はおあずけとなった。しかし、中国ではすでに「iPhone5」の山寨品(模倣、パクリの意)が売り出されている。環球網が4日付で報じた。

 福建省福州市商工行政管理部はこのほど、市場検査でiPhone5と銘打った携帯電話を押収した。記事によると、検査官が福州市内の電気店を訪ねたところ、携帯電話の売り場には「最新iPhone5」と銘打ったパクリiPhone5が注目を集めていたという。

 パクリiPhone5の値段はわずか300元(約3600円)だったが、iPhone5に搭載されるとうわさされていた最新機能を搭載していた。

 販売業者によれば、「パクリiPhone5は最新のiPhone5の模倣品で、外側カバーの材質や操作のシステムも含めて9割がアップル社製と同じものだ」と胸を張った。本体の裏側にはアップル社のロゴまで入っているという。

 パクリiPhone5は広東省で製造されており、電話本体やパッケージには生産者に関する情報は一切記されておらず、正規品に表示されている登録許可証なども見られなかった。初期検査によって明らかにアップル社の商標権を侵害していることが確認されたため、検査官はその場で61個のパクリiPhone5を押収した。

 福州市商工局の担当者は消費者に「パクリiPhone5は一見本物と見分けがつかないが、品質自体に大きな問題がある」と注意を呼びかけている。画面上でメニューをスライドさせる際、パクリiPhone5は速度が遅く、またカメラで撮影した画像もぼやけている。担当者は「消費者はできるだけ模倣品を買わないでほしい。たとえ故障が生じても保障できない」と述べている。(編集担当:及川源十郎

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