流動人口2億2100万人に拡大、問題山積=家賃負担多大、社会保険の加入率など―中国

2011年10月11日 07時40分 (2011年10月13日 00時17分 更新)

9日、中国国家人口・計画生育委員会は報告書「中国流動人口発展報告」を発表。中国の流動人口は2億2100万人に上り、社会保険の加入率が低い、家賃負担が大きいなどの問題を抱えていることが分かった。写真は北京の出稼ぎ労働者。(Record China)

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2011年10月9日、中国国家人口・計画生育委員会は報告書「中国流動人口発展報告」を発表した。それによると、中国の流動人口は2億2100万人に上り、社会保険の加入率が低い、家賃負担が大きいなどの問題を抱えている。中国広播網が伝えた。

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流動人口の74.7%が年金手続きを居住している都市に移しておらず、4分の3が賃貸住宅に住んでいる。また、労働者の84.5%が職業訓練を受けたことがなく、全体的にスキルが低いことも分かった。

同委員会弁公庁の張春生(ジャン・チュンション)主任は、大規模な人口移動は人口問題であるだけでなく、経済、社会、資源環境などにもかかわる大きな問題になっているとし、中国経済が転換期を迎え、都市化の推進を加速する重要な時期にあることを示していると語った。

ここ3年で中国の流動人口は毎年1000万人のペースで増加しており、今後30年でさらに3億人の農村人口が都市部へ流入するとみられる。公共サービスの均等化のほか、管理体制の強化が求められる。同委員会流動人口サービス管理司の王謙(ワン・チエン)司長は、公共サービスや財政政策などこれまで不十分だった点の改善に向けて注力していると語った。(翻訳・編集/TH)

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