中国の2011年経済成長は1けた台…政府系シンクタンク

2011年10月11日 09時31分
 中国の政府系シンクタンク、中国社会科学院は10日、同国の2011年国内総生産(GDP)上昇率は9.4%前後にとどまるとの予測を発表した。消費者物価指数(CPI)の上昇率は5.5%前後という。中国新聞社が報じた。

 「中国経済情勢の分析と予測-2011年秋季報告」で、GDPやCPIについての予測を発表した。中国の経済状況は全体的には良好だが、世界経済が回復力に乏しく、国内では穏健な通貨政策に移行し、消費の刺激策も次第に弱まってるなどの影響で、中国の国民経済の上昇は緩やかになっていくと予測した。

 中国のGDP成長率は2003-07年まで10%を超えた。08年と09年は1けた台だったが、2010年は10.3%だった。

 CPIについては、輸入品の価格上昇、国内の農作物の値上がり、労働コストなどの影響で5.5%の上昇と予測した。

 中国社会科学院は、国際的な経済環境に大きな変化がなく、中国国内で大きな自然災害やその他の重大な問題が発生しなければ、2011年のGDP成長率は9.2%程度との考えを示した。(編集担当:如月隼人)

【関連記事・情報】
中国:8月CPI6.2%上昇…3カ月連続で6%超え(2011/09/09)
中国:不動産価格は「折り返し点」、年内に暴落の可能性=新華社(2011/10/03)
中国・国家統計局に疑問の声「物価指数は実態を反映していない」(2011/09/21)
「血まみれのGDPは不要だ」…事故受け、中国共産党機関紙が論説(2011/07/28)
11年上半期の経済成長は1けた台9.6%=中国・国家統計局(2011/07/13)

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。