北京市民の7割が「物価高すぎ」、5割が「まだ上がる」と予測

2011年10月12日 09時18分
 <中国証券報>中国人民銀行営業管理部が8日までに発表した調査結果によれば、2011年第3四半期(7-9月)の北京市の住民物価満足度指数は16.1で、調査開始以来最低を記録した。10日付中国証券報が伝えた。

 今回の調査は市内在住の預金者1400人を対象に行ったもので、「現在の物価水準は高く、受け入れ難い」と答えたのは、前期を4.8ポイント上回る69.1%に達した。「受け入れられる」と回答したのは29.6%だったが、今後3カ月も引き続き物価が上昇すると予想する声は47.1%に上った。
 
 調査では北京市民の投資意欲が減少していることも明らかになった。「投資をしたい」と回答したのは、前期を7.2ポイント下回る36%にとどまり、このうち「株式投資」を選んだのは同8.6ポイント減の12.2%で、3四半期連続の減少となった。
 
 一方貯蓄意欲は高まっており、「より多く貯蓄したほうが良い」と判断したのは、前期より1.6ポイント増えて37.4%に上った。このうち、株式、債券、ファンド、財テク商品、生命保険を選ぶと回答したのは、同5.5ポイント減の32.6%にとどまったが、養老、医療、失業保険を選ぶと回答した人は、同2.5ポイント増の59.6%に達した。
 
 また第3四半期になり、北京市民の消費意欲はわずかながら増加している模様で、「現在の物価と利率から見て、消費を増やしたい」と回答した人は、前期より5.6ポイント増えて26.6%に達した。(編集担当:浅野和孝

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