中国ハイアールが三洋電機の東南アジア白物家電事業を買収

2011年10月20日 11時28分
 <中国証券報>家電製造大手の海爾(ハイアール)集団は18日、三洋電機の日本における洗濯機、家庭用冷蔵庫事業と東南アジア4カ国における白物家電の販売事業について、買収に最終合意したと発表した。19日付中国証券報が伝えた。

 協議によれば、両社は2012年1ー3月にかけて、関連会社の株式譲渡や三洋グループの従業員約3100人の転籍などを進める。また今後一定期間に限りインドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナムの4カ国で、ハイアール製の冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコンなどに「SANYO」ブランドを使用することにも合意している。
   
 海爾集団の杜鏡国副総裁は、「今回の買収を機に、日本および東南アジアにおける研究開発能力をさらに引き上げ、東南アジア市場における販売の現地化に全力を尽くしたい」と抱負を述べた。今後ハイアールは、東南アジア市場で「SANYO」、 日本市場では「AQUA」のブランド名を使ったダブルブランド戦略を展開し、市場の拡大を急ぐ。(編集担当:浅野和孝

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