中国の大手不動産開発会社が経営破たん、負債260億円―福建省

2011年10月22日 07時37分 (2011年10月24日 00時17分 更新)
2011年10月21日までに、福建省寧徳市の大手不動産開発会社、順豊企業公司の経営破たんが明らかになった。純資産16億元(約192億円)に対し、債務は21億5000万元(約260億円)。女性経営者の鄭小青氏によると、最近、他社に貸し付けた1億元(約12億円)が回収できず、資金繰りに行き詰まった。海南網など中国の各メディアが伝えた。

鄭小青氏は12日、寧徳市の地元紙に公告を掲載し、自身が債務危機に陥り、会社資産は債権者の管理下に置かれていることを明らかにした上で、債権の買収などを呼び掛けている。関係事業は支障なく行われている。関係者らは、同氏が経営する事業の大部分は優良資産で、経営再建は可能との見方で一致している。

同氏によると債務21億5000万元のうち4億元は銀行からの借入金。一部がいわゆる高利貸からの借入もある。また、会社と直接の貸借関係にある個人は20人あまりという。

中国では不動産業者の資金難が全国的に広がっており、先に内モンゴル自治区オルドス市の地場デベロッパー中富房地産開発公司が経営破たんした。負債総額は2億6300万元(約32億円)。最大株主は失跡、法人代表の王福金氏は自殺した。(翻訳・編集/JX)

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