野田首相の訪韓にみる民主党外交の転換、中国敵視の姿勢明らか―中国紙

2011年10月22日 14時26分 (2011年10月25日 00時17分 更新)

21日、環球時報は華字紙・日本新華僑報の蒋豊編集長のコラム「日韓の『首脳外交』になぜ中国を引き合いに出すのか」を掲載。野田首相は中国を敵視する特殊な安全保障観を持っていると指摘した。写真は韓国・大統領府。(Record China)

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2011年10月21日、環球時報(電子版)は日本の華字紙・日本新華僑報の蒋豊(ジアン・フォン)編集長のコラム「日韓の『首脳外交』になぜ中国を引き合いに出すのか」を掲載した。以下はその概要。

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9月に就任したばかりの野田佳彦首相は「就任後初の外国訪問」をどの国にするか、じっくり検討していたはずだ。すでに米国を訪問し、オバマ大統領と会談しているが、正式な国事訪問ではなかった。かくして野田首相は初の外遊先として韓国を選んだ。玄葉光一郎外相もともに訪問したが、首相と外相が同時に訪問するのは異例だという。

毎日新聞は「友好演出、成果乏しく」と首相訪韓を報じたが、竹島、慰安婦、教科書と歴史問題が障害となっているなか、決断力がある李明博大統領も大きな前進を決断することはできなかった。

しかし友好は十分に演出され、野田首相は同じ価値観を持つ隣国として日韓関係の重要性を強調した。また、軍事力増強が目立つ中国に責任ある行動を求めるため、日韓の団結は重要だと日本経済新聞は報じたが、中国が引き合いに出された。

職業軍人家庭出身の野田首相は特殊な「安全保障観」を持ち、中国への敵意をむきだしにしている。鳩山政権、菅政権との一貫性のなさが目立つわけだが、中国は大局観を持ち、日本の少数の政治家の策動に冷静に対応しなければならない。(翻訳・編集/KT)

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