中国人民解放軍の大佐級20人が来日、自衛隊幹部と交流=「相互平和と繁栄の架け橋に」―東京

2011年10月24日 07時11分 (2011年10月26日 00時17分 更新)

20人が来日、自衛隊関係者など300人が出席し、歓迎レセプションが東京都内で開かれた。(Record China)

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2011年10月21日、日中国防関係者の相互理解を目的とした「日中現役佐官級相互訪問研修プログラム」の一環として中国人民解放軍大佐など20人が来日、自衛隊関係者など300人が出席し、歓迎レセプションが東京都内で開かれた。

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主催した日本財団の笹川陽平会長は「日中両国は一衣帯水の切っても切れない間柄。ともに協力してアジアにおける平和と繁栄を実現しなければならない。両国の安全保障関係者が体制の違いを乗り越えて対話を重ね、相互理解をさらに深めるよう期待したい」と歓迎のあいさつをした。

人民解放軍訪日団の団長を務める何信崇・上級大佐は「今回来日した20人は初めて訪日した者ばかりだが、友情を深め中日両国の架け橋になれることに感謝したい。単に防衛交流だけでなく、農業、産業をはじめ多くの方々との対話を通じて、両国と世界の相互平和と繁栄に貢献できるよう努力したい」とあいさつした。

このプログラムは、2000年10月、橋本元首相を団長とする安全保障交流訪中団が江沢民国家主席(当時)と会見した際、民間主導の日中間の安全保障交流を推進することで合意。これを受けて2001年にスタートした。
中国側は中国国際戦略学会と国防部外事弁公室、日本側は笹川平和財団と防衛省防衛政策局国際政策課が研修団の受入れ・派遣の窓口になっている。10回にわたり相互往来し、これまでに116人の佐官級自衛官が訪中し、中国からも187人の佐官級将校が来日。双方の陸海空部隊や軍事関連教育施設、企業、農村を視察、相互理解と交流を深めてきた。

今回の人民解放軍訪日研修団も10月20日に防衛省を訪問、一川保夫防衛相を表敬し、幹部と懇談した。10月30日までの滞日中、自衛隊陸海空の各基地を視察し自衛隊幹部と意見交換する。来年初めに自衛隊左官級将校数十人がが訪中し、人民解放軍と交流する予定。(取材・編集/SK)

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