中国物価なおハイレベルも、制御可能な範囲内=国家発展改革委

2011年10月31日 11時02分
 <中国証券報>中国国家発展改革委員会の彭森副主任は27日、「国内の物価は高い水準を保っているが、全体的にコントロール可能だ」と述べた。28日付中国証券報が伝えた。

 中国の消費者物価指数(CPI)の前年同月比上昇率は7月に6.5%の高水準に達した後、8月は6.2%、9月は6.1%に低下した。彭主任は、CPI上昇率は今後も鈍化していくとの見方を示した。

 一方で、「国内には物価安定に有利な要因が徐々に増えているものの、一部の商品需給に地域的、構造的な矛盾がみられるほか、工業化や都市化の加速につれ、農産物や資源の価格が上昇していくことは避けられない」と国内情勢を説明。「経済が成長する過程では、物価の上昇ペースを経済成長率、及び国民の所得増加速度よりも低く抑え、国民の生活改善を持続させて、低収入層により良い生活環境を与えなければならない」と述べた。(編集担当:浅野和孝

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