中国の宇宙ドッキング成功、技術力の高さに各国メディアが注目―中国メディア

2011年11月3日 15時14分

3日、中国が無人宇宙船「神舟8号」と実験機「天宮1号」のドッキング実験を成功させたことを各国メディアが大々的に報じたと中国国営メディアが伝えた。写真はドッキング成功の様子を伝える中国中央テレビ(CCTV)。(Record China)

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2011年11月3日、中国の国営新華社通信(電子版)は、中国が同日、無人宇宙船「神舟8号」と実験機「天宮1号」のドッキング実験を成功させたことを各国メディアが大々的に報じたと伝えた。

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3日午前1時29分(現地時間、以下同じ)、1日に打ち上げた「神舟8号」が上空343キロの軌道上で、9月29日に打ち上げた「天宮1号」とのドッキングに成功した。記事は、この「『天』と『神』の聖なるキス」を世界中のメディアが注目したとし、それぞれがどのように報じたかを紹介した。

最初に報じた英BBC放送はドッキングの過程を詳しく説明し、「成功までにかかった時間は10分だった」とその技術力の高さを指摘。仏AFPは「中国が初のドッキングに成功」との見出しをつけ、「次の有人実験につないだ」と中国の宇宙計画の順調ぶりを伝えた。ロシアやインドのメディアもトップ扱いで報じた。

シンガポール華字紙・聯合早報は1日、「2機は宇宙で2度も“キス”した。上空300キロを超える地点で毎秒7.9キロという速さ。かなり高い技術力が必要なのは言うまでもない」と絶賛。韓国紙・朝鮮日報も「ミサイルより速いスピードで進む2機が20キロ離れた距離から時々“ブレーキ”を掛けながら“合体”を果たした。かなり難易度の高い技術だ」と驚きをもって伝えた。

中国が初めての無人ドッキング実験に成功したことについて、米国海軍大学のジョアン・ジョンソン・フリーズ教授は「米国が中国を宇宙活動から孤立させようとしても通用しないことが明らかになった。むしろ、中国を発奮させる結果となった」と指摘した。(翻訳・編集/NN)

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