中国農産物価格の値下がり続く、第4四半期はCPI5%以内か

2011年11月3日 06時46分 (2011年11月5日 00時12分 更新)
 <中国証券報>商務部は1日、10月最終週の国内農産物価格が3週連続で下落したと発表した。10月の消費者物価指数(CPI)の発表を控えた同データの内容は、同月のCPI上昇率が大きく低下するという市場予想を一段と裏付けるものとなった。2日付中国証券報が伝えた。

 10月最終週は野菜18品目の卸売価格が前週比2.2%下落。肉類では豚肉が1%、鶏卵が0.6%ずつ値下がりした。

 民生証券は、農産物価格の値下がりを受け、10月はCPIの前年同月比上昇率が5.3―5.4%になると予想。11月は4.8%、12月は4.5%に低下し、第4四半期は5%以内の上昇率にとどまるとの見通しを示した。

 中国人民銀行(中央銀行)貨幣政策委員会のメンバーで、清華大学中国世界経済研究センターの主任である李稻葵氏によると、今年のインフレは60%が農産物価格の上昇、20%が豚肉価格の上昇によってもたらされた。今年の養豚業への投資拡大で、来年は豚肉価格の下落が見込め、CPI上昇率が低い水準に下がると予想できるという。(編集担当:浅野和孝

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