中国で多結晶シリコンが暴落、工場の9割が閉鎖も

2011年11月4日 15時10分
 <中国証券報>中国有色金属協会ケイ素業界分会のまとめによれば、2011年10月末までに国内の多結晶シリコン価格は1トンあたり21ー25万元も暴落し、値下がり幅は1カ月で30.1%に達した。11月末には国内工場の9割が閉鎖に追い込まれるという。3日付中国証券報が伝えた。

 調査会社のSolarbuzzによれば、今年第3四半期(7ー9月)の太陽光発電市場は前年同期比20%の成長となったが、前期比では1%足らずしか伸びなかった。しかし第4四半期(10ー12月)には、太陽光発電モジュールの値下がりに伴ってシステム開発メーカーの収益率が平均15%上昇する見通しで、ドイツやイタリアでの需要回復が期待できそうだ。
 
 ケイ素業協会は、現時点では大量の在庫があるものの、多結晶シリコンや太陽電池の価格は徐々に下がると予想する。また例年であれば第4四半期は発電設備の設置がピークを迎えるため、川下産業からの需要も増える見通しだ。さらに太陽光電池メーカーや多結晶シリコンメーカーの多くが減産に転じていることから、取引価格は徐々に回復するとみている。(編集担当:浅野和孝

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