中国化学工業品の8割が値下がり、需要縮小で取り引きが減少

2011年11月7日 05時43分 (2011年11月9日 00時12分 更新)
 <中国証券報>商品情報ベンダーの生意社はこのほど、2011年10月の国内の化学工業品市場について、全体の約8割が値下がりしたとの調査結果を発表した。3日付中国証券報が伝えた。

 同社が調査した化学工業品68品目のうち、値上がりしたのは8品目で全体の11.8%、横ばいだったのは6品目で同8.8%、値下がりしたのは54品目で同79.4%だった。
 
 値上がり幅の大きかった上位5品目は、苛性ソーダが5.74%増、エポキシエタンが3.45%増、硫酸アンモニウムが3.45%増、グリホサートが2.64%増、フッ素樹脂が2.39%増だった。
 
 一方下落幅が大きかった5品目は、多結晶シリコンが32.58%減、液体塩素が30.97%減、フェノールが23.8%減、HFC?22が23.39%減、ブチルアルコールが19.56%減だった。

 生意社のアナリストは、「10月は国際原油価格の上昇により一部の品目でコストが増加したが、需要が振るわず取引量が大幅に減少した」と説明。年初の取引価格より値下がりした製品も出ているが、まだ底を打ったとはいえず、市場は当面低迷を続けると予想している。(編集担当:浅野和孝

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