韓流と激しい競争、クール・ジャパンで日本文化を輸出=中国

2011年11月7日 07時36分 (2011年11月9日 00時12分 更新)
 日本政府が推し進めている世界への日本文化「クール・ジャパン」を普及する活動を推進している。これに対し、人民網は6日付で「クール・ジャパンは日本の国際的知名度を高くしただけでなく、日本経済の成長点となりつつある」と報じた。

 近年、韓流文化がアジア各国で大いに流行している。しかし記事は、「日本は漫画やアニメ、ゲームの分野ではいまだ揺るがぬ地位を保っており、秋葉原のメイドカフェや萌えなどの流行語は、東アジアで広く流行し、日本のアニメフェスタは欧米で輝きを放っている」と紹介した。

 2008年3月19日、外務省はアニメ「ドラえもん」をアニメ文化大使に正式に任命。日本政府は中国における日本文化の流行に大きな商機を見出しており、民主党政権になってから、海外で日本文化を売りこむことが、経済成長の戦略的分野となった。

 10年6月8日には、経済産業省は海外での日本文化販売を援助する「クール・ジャパン室」を設置、これに対し記事は、「韓流との競争が激しい東南アジアをターゲットとした」と紹介した。

 人口が世界第2位で経済発展が著しいインドも、日本政府にとっての重要なターゲットだ。日印国交60周年を迎えるにあたり、経済産業省は12年3月に、インドのムンバイで「クール・ジャパン見本市」を開催し、インドで日本のアニメやファッション、飲食、観光等の魅力を売り込む予定だ。

 記事は、「少子高齢化で日本の流行文化は国内において縮小の危機にあったが、日本政府が各種の対策を講じて積極的に海外市場で売り込んでいることは、日本の文化産業が発展する機会となり、日本のソフトパワー向上にも寄与するだろう」と報じた。(編集担当:及川源十郎

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