【中国】船長逮捕…「日本憎し」、「違法行為ならやむなし」の声

2011年11月7日 12時22分 (2011年12月30日 00時12分 更新)
 海上保安部は6日、長崎県長崎県五島市の鳥島沖の日本の領海内を航行していた中国漁船船長の張天雄容疑者を、停船命令に従わなかったとして現行犯逮捕した。海保は中国漁船を長崎港に入港させて、ほかの乗組員からも事情を聞き、領海内を航行した目的などについて詳しく調べる。中国でも同事件が報道され、インターネットではユーザーが「つぶやき」はじめた。

 中国版「ツイッター」の新浪微博(ミニブログ)に寄せられた書き込みはほぼ3種類に分類できる。日本側を一方的に非難する書き込みでは、尖閣列島を巡る対立でも中国側が正しいとの前提で「日本はわが方の釣魚島奪還運動の運動家や漁民も捕まえる」、「東海(東シナ海)の問題では日本野郎に見くびられているのだ」といった書き込みがある。

 一方で、「(中国側漁船に)違法行為があったかどうかが問題、違法行為だったら、日本側を非難することはできない。中国政府も日本を非難できないだろう」などの意見もある。

 第3のカテゴリーとしては、自国政府への皮肉を絡める書き込みがある。「外国の政府は中国人を人間扱いしていないからな。腹が立つよ。もっとも、中国政府も中国人を人間扱いしていないけどね」といった意見が寄せられた。

 中国では都市部街頭の管理を行う城管(城市管理行政執法局)が、一般人に対して暴力を振るうなどの問題が多発している。同問題への書き込みでも「城管を派遣しろ」、「中国当局に城管精神の10分の1でもあれば、こんなにやられないのに。もう怒る気もしないよ」といった意見表明も見られる。(編集担当:如月隼人)

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