中国の鉄道建設投資、年6兆円に縮小へ、中長期計画の見直しも

2011年11月9日 11時14分 (2011年11月12日 00時12分 更新)
 <中国証券報>消息筋はこのほど、第十二次五カ年計画期間(2011-2015年)における鉄道関連の投資規模が年間約5000億元(6兆円)に縮小する可能性があると明らかにした。8日付中国証券報が伝えた。

 2005年以降、鉄道投資は年々増加し、国際金融危機の発生後も政策支援により比較的速い伸びを達成、2010年の鉄道固定資産投資は8426億元に達した。鉄道部の計画によれば、今年のインフラ投資予定は6000億元で、第3四半期までに実行された投資金額は3954億元だった。

 中国工程院の院士で、中鉄隧道集団副総工程師の王夢恕氏は、「『中長期鉄道網計画』で定められた建設速度に基づけば、年間約8000億元の建設投資を維持する必要がある」

 「中長期鉄道網計画」は2020年までの中国鉄道建設計画。2004年に国務院常務会議で可決されたが、経済情勢の変化に対応するため2008年に修正された。現在の計画では、2020年までに中国の鉄道営業総距離を12万キロメートルに、一般鉄道の電化率を60%にする予定となっている。

 消息筋によれば、現在鉄道部は国務院の要求に基づいて「中長期鉄道網計画」の調整作業を進めている。調整内容は現在の投融資環境と関連があり、主に幹線以外の路線について調整を行い、主要幹線については従来の建設計画を維持するという。(編集担当:浅野和孝

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。