中国の人件費は高すぎる!工場を本国に戻す動きが活発化―米国

2011年11月11日 06時36分 (2011年11月13日 00時17分 更新)

7日、中国で人件費など生産コストが上昇していることから、米国企業の多くが本国に工場を戻そうとしている。写真は四川省の機械工場。(Record China)

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2011年11月7日、台湾のニュースサイト・NewTalkによれば、中国で人件費など生産コストが上昇していることから、米国企業の多くが本国に工場を戻そうとしている。中国で生産して米国へ輸送するのはコストがかかりすぎると米国の経営者層は考えているという。

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米テネシー州メンフィスでは1990年代に地元工場の3分の1が海外、特に中国へ移転していった。だが、現在は法人税や給与水準が低いことや物流大手フェデックス(FedEx)貨物航空の拠点が所在していることなどから、多くの企業に工場を戻そうとする動きが現れていると地元紙ザ・コマーシャル・アピール紙が報じている。

ボストンコンサルティンググループ(BCG)によれば、工場を米国に戻すことで年間1000億ドルの経済効果と輸送業や電力業の成長がもたらされるほか、多くの産業で価格低下により需要が高まることが見込まれる。

中国で生産した製品が米国に届くまでは通常、21日もかかる。これに加え、コスト上昇や知的財産権侵害の危険性があることも工場移転を後押ししている要因になっているという。(翻訳・編集/岡田)

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