<中華経済>5大発電会社の火力発電事業が赤字、発電所30カ所が破産の危機―中国

2011年11月12日 14時30分
2011年11月11日、中国の5大発電グループの火力発電事業が今年は深刻な赤字になる見通しであることが分かった。中でも大唐集団の赤字は40億元で、傘下の発電所30カ所が破産の危機に直面しているという。中国の各メディアが伝えた。

5大発電グループは中国華能集団、中国大唐集団、中国華電集団、中国国電集団、中国電力投資集団。うち、中国大唐集団の傘下発電所30カ所は、負債率が100%を超えて債務超過になっている。中国大唐集団の赤字は30億元で、中国中央政府直属の中央企業で赤字額が最大となる。

石炭の価格高騰が火力発電所の経営圧迫の主な原因。「環渤海動力石炭指数」が示す平均価格は1トン853元で、過去1年間の最高値を更新した。アナリストによると、石炭価格が値上がりを続ければ、資本力が足りない火力発電所は経営がますます困難になる恐れが高い。

業界関係者によると2011年に入り全国の火力発電会社の赤字が深刻化し、経営状況が悪化しているため、今年末から来年初めにかけての冬季の電力供給に支障が出る恐れがある。

国家発展改革委員会(国家発改委)は今年4月の通達で、発電向け燃料炭価を2010年のレベルに据え置くよう求めた。しかし、実際の価格は上昇を続けている。(翻訳・編集/JX)

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