セウォル号沈没事故、犠牲高校生一人につき賠償金4600万円=韓国ネットは大反対「なぜ国が支払うのか」「税金は正しく使って」

2015年4月2日 09時12分

1日、韓国・聯合ニュースによると、セウォル号沈没事故の犠牲者一人当たりの平均賠償額は、檀園高校の生徒が4億2581万ウォン、教師が7億6390万ウォンになるものとみられる。これを受け韓国ネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。写真は犠牲者を追悼する韓国の様子。(Record China)

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2015年4月1日、韓国・聯合ニュースによると、昨年4月に起きた旅客船セウォル号沈没事故の犠牲者一人当たりの慰謝料として1億ウォン(約1100万円)が支給される。

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これにより慰謝料と予想収入損失額(逸失利益)などを合わせた犠牲者一人当たりの平均賠償額は、檀園高校の生徒250人が4億2581万ウォン(約4600万円)、教師11人が7億6390万ウォン(約8200万円)になるものとみられる。

韓国海洋水産部は先月31日に第一次賠償及び補償審議委員会を開き、セウォル号沈没事故の犠牲者に対する賠償・補償支給基準などを決定。1日に今月から支給手続きに着手することを明らかにした。審議委員会の審議・議決、申請者の同意手続きなどを経て、早ければ5月末から支給される見通しだという。

これを受け、韓国ネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。以下はその一部。

「前にニュースで8000万ウォン(約870万円)って言ってたから少ないと思ってたけど…やはり違ったか。国民からの義援金を含めたら8億ウォン(約8700万円)くらいになるのでは?」

「国家がなぜ賠償金を?借金をしてでも(運航会社である)清海鎮海運が支給すべき。われわれは賠償金のために税金を支払ってる訳じゃない」
「自分が払った税金が正しいことに使われるなら全然惜しくない。どうか正しく使ってくださいよ」
「セウォル号については遺族と運航会社が解決すべき問題。なぜ政府が出てくるのか」

「遺族は金銭じゃないと言っているじゃないか。もっと別の方法があるはず」
「補償金など要らないと言う遺族にそんな多額を支給する目的は何?」

「義援金はどこに行ったの?バドミントン場を建てるのに使うのではなく、遺族への賠償金などに使うべき」

「ちょっと多すぎない?遺族の中には一生かかってもこの額を稼げない人も少なくないと思う」
「国を守って命を落とした天安艦(※2010年3月26日に沈没)の兵士たちの賠償金の何十倍も多い。国は一体何を考えているんだ」

「これは全てセウォル号特別法に合意した国会議員のやつらの作品と言える」(翻訳・編集/松村)

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