「日本植民地統治」「強制された慰安婦」と明記、台湾政府が歴史教科書改訂―台湾紙

2015年7月29日 11時27分

28日、台湾・中時電子報は記事「学習指導要領微修正で『強制された』慰安婦と修正」を掲載した。教科書の指導要領改定問題をめぐる対立が激化している。反対派は政治的判断が働いていると批判している。写真は南京にあったアジア最大の慰安所。(Record China)

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2015年7月28日、台湾・中時電子報は記事「学習指導要領微修正で『強制された』慰安婦と修正」を掲載した。

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台湾で高校歴史教科書の指導要領改定問題をめぐる対立が激化している。政府はあくまで「微修正」にとどまるとしているが、反対派は全体の60%が改定され、あくまで中国の一部として台湾の歴史を描こうとする政治的判断が働いていると批判している。

中国本土からやってきた軍人が多くの台湾住民を殺害した1947年の「二・二八事件」、その後40年続いた「白色テロ」と呼ばれる恐怖政治については内容が減らされたと指摘されているほか、「日本統治」が「日本植民地統治」、「台湾接収」が「台湾回復」、「慰安婦」が「強制された慰安婦」など主観的な価値判断を含む語句に変えられた。

批判者はすべての慰安婦が強制されたものというならば、戦後に作られた軍公認の慰安所「軍中楽園」で働かされた女性たちも強制されたものであると認めるべきだと主張しているが、政府は日本による「強制」は歴史的事実と反論している。(翻訳・編集/増田聡太郎

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