中国でハリウッド映画の興行収入ごまかし?アメリカ映画協会の監査で発覚―米メディア

2017年10月7日 17時30分 (2017年10月10日 00時00分 更新)

5日、中国の映画館がハリウッド映画を上映して得た興行収入の一部を隠匿していたことが、アメリカ映画協会の監査で明らかになった。資料写真。(Record China)

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2017年10月5日、米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語版サイトによると、中国の映画館がハリウッド映画を上映して得た興行収入の一部を隠して報告していなかったことが、アメリカ映画協会の監査で明らかになった。

正式な監査結果はいまだ公表されていないが、この監査に詳しい人物によると、2016年に隠匿されていた興行収入はおよそ9%で、約4000万ドル(約45億円)に相当するという。

中国では外国映画の輸入枠制度が設けられているが、そのうちの34本が興行収入に応じて制作側の利益取り分が決まる“分帳”(利益配分)方式となっているため、興行収入の隠匿はハリウッドの映画制作会社にとって非常に重大な問題となる。

中国は北米を上回る世界最大の映画市場になるとその将来性が期待されているが、中国の映画館では上映回数や入場者を実際よりも少なく報告するなど、さまざまな手口で興行収入の偽装が行われているという。

米誌「ハリウッド・リポーター」は、アメリカ映画協会に所属する主要制作会社の間では中国で興行収入が偽装されているのではないかとの懸念が以前から存在していたと伝えている。(翻訳・編集/岡田)

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