トランプ大統領の初訪韓、韓国メディアが分析した「日本より深い印象を残す」秘策とは?=韓国ネット「そこまでする?」「韓国式でもてなせばいい」

2017年11月7日 06時30分 (2017年11月9日 00時00分 更新)

6日、韓国メディアは、アジアを歴訪中のトランプ米大統領に韓国が日本より深い印象を残すための三つのポイントを分析し、紹介した。写真は韓国大統領府。(Record China)

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2017年11月6日、韓国・マネートゥデイは、アジアを歴訪中のトランプ米大統領に韓国が日本より深い印象を残すための3つのポイントを分析し、紹介した。

トランプ大統領の国賓訪問を控えた韓国では、米韓首脳間のスキンシップの方法やその親密度に注目が集まっている。日本が“厚遇”で強固な日米同盟を誇示しただけに、韓国政府もトランプ大統領に深い印象を残すための万全な準備を行っているという。トランプ大統領は5~7日に日本、7~8日に韓国に滞在する。

記事はまず「お互いの呼び方」が重要であると主張している。トランプ大統領と韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領はこれまで、対話する際はお互いにマナーを持って「文大統領」「トランプ大統領」と呼んできたという。しかし、トランプ大統領にとって安倍晋三首相は例外だった。トランプ大統領が安倍首相との電話会談で「シンゾウ」と名前で呼ぶことは度々話題になっている。記事は「日米首脳の関係が強固であることを自慢するかのように、日本のメディアには『シンゾー・ドナルド関係』という表現も登場した」と紹介している。

一方、韓国でも最近、文大統領がトランプ大統領から「ジェイン」と呼ばれたとの報道が出た。9月に北朝鮮が核実験を行った直後の電話会談でのことだという。韓国大統領府は「呼び方だけでなく、トランプ大統領がアジア歴訪中に韓国だけで国会演説をするなど、米韓の協力関係は外部が懸念するほど脆弱ではない」と強調している。

次に、記事は「散策」の重要性を指摘している。首脳会談では格式ばった会談と記者会見だけでなく、両国首脳夫妻が共に大統領府内を歩く「親交散策」も注目されている。韓国大統領府によると、米韓首脳は7日、会談の後に大統領府境内を散策し、それから共同記者会見に臨む。両国の大統領夫人は別途で対話をした後、散策に合流するという。

トランプ大統領は日本では、安倍首相とゴルフを行った。また、東京の高級鉄板焼き店で特別な会食も共にした。韓国では国賓訪韓にふさわしく、文化公演を楽しみながらの歓迎晩さん会が用意されているが、大統領府迎賓館での公式行事であるため和やかな雰囲気をつくるのは難しい。そのため、韓国にとっては「散策」の時間にゴルフや特別会食に劣らない深い印象を与えることが重要なポイントなのだという。

最後に記事は「メラニア夫人の心を掴まなければならない」と主張している。メラニア夫人にとって韓国が「忘れられない国」になれば、トランプ大統領の韓国に対する印象にも肯定的な影響を及ぼす。いわゆる「感情外交」だという。韓国の政界では「韓国の伝統文化やK-POPを見せる一般的な方法より、メラニア夫人の関心事をリサーチすることが重要」と指摘する声が出ている。メラニア夫人は過去の経験から学校のいじめなどの社会問題に強い関心を抱いているという。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「兵器を売る目的で来る人に良い印象を持ってもらう必要があるのか?」「まるで植民地」「そこまで気を遣う必要がある?」など反発する声が上がっている。中には「安倍首相とトランプ大統領はどこを目指しているの?」との疑問を呈するユーザーや、「日本はトランプ大統領に振り回されている。韓国に来たら韓国に合わせるべき。韓国式でもてなせばいい」と主張するユーザーも。

一方で「米国にへつらうのは気分が悪いけど、せっかく文大統領が招待したのだからそれなりの待遇は必要だと思う」「どんな時もお客様には失礼のないように」「どんな時も日本との勝負に負けてはいけない」と主張する声もみられた。

そのほか、「K-POPとダンスでもてなすのだけはやめてほしい」「ダサい演出だけは勘弁してほしい」との懸念や、「文大統領は英語の勉強が足りない」と指摘する声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。